夕暮れの日差しの時間帯に
70代の老人宅に宅配を届けた。予定時間より少しだけ早く到着
注文主は、玄関口で何やら片付けものをしていた。
私の顔を見ると『ご苦労様』と
声を掛けて家の中へ招き入れた。
『さぁ、中へ入ってくれますか。』と
二階建ての立派な住宅で、老夫婦2人で今は
暮らしていると話してくれた。
今は、2人で何とかやっていると語り出した。
『以前、あんたの店には行った事ないが、
駅前の店舗には、子供が小さい時には、よく食べに行って居たよ』と話してくださった。
そんな話をしていると部屋の扉が開き車椅子の
老女が、出てきた。
彼女の視線は、私を捉えて居たが、
何も言わずにリビングの方向へ車椅子を走らせ
背を向け何事もない様子で去って行く。
私は、彼女へ「今日は』と声を掛けるが
聞こえない様だ。
するとご主人が、彼女に「ほら、今日はと
挨拶してくれているよ』と彼女へ伝えるが、何も聞こえない様だ。
続けて『すまない、耳が遠くなっているんだ』と
話してくれたが、きっと記憶もままならない
状況の様に見受けられた。
ただ、ご主人が、彼女へ掛ける言葉には、とても
深い心ある響きのいい優しい言葉に感じられました。
何気ない一コマの出来事に遭遇して
私は何かを感じていました。
この日の彼らの日常を少しだけ感じた
僅かな時は、私にとって、とても印象的だった。
いつか、この人の様に大切な人への気持ちで、
対話出来る様になって居たい。
共に生きる。色々な思いや意味があると
思います。私は、思う人と一緒に居たいと
願っています。
今日、初めて投稿してみました。
何を書いていいのかまだ、分かりませんが、
どうか、あたしの思っている事が
届きます様にと彼女へ伝えます。