☆習慣をチェック（検証）する　☆-35

おはようございます。

連日清々しい秋晴れに恵まれ、とても過ごしやすいです。

今日も貴重な時間を大切に使い切りたいと思います。

さて、前回は習慣チェックシートを活用して、

行動を習慣化しやすくるということについてお伝えしました。

今回は、習慣チェックシートを活用しながら、継続したい行動を習慣化させていく中で、

ただ何も考えずにやるだけではなくて、いろいろとチェックすることについてお伝えします。

自分の目的に照らして、その行動が明らかに役に立っているのかどうかを検証する必要があるのです。

もしかしたら、その時点ではあまり役に立たない行動を選択している可能性もあります。
そんな時は素早い修正が必要です。

行動には少なからず時間を使いますし、時間は無駄にはできませんので、

目的に対して明らかにズレているような行動はリストから取り除く必要が出てきます。
その上で新しい項目を追加するのです。

しかし、やったこと自体には無駄はありません。
というのも、やってみて始めて実際の価値がわかるからです。

野球選手も何度も何度もバッターボックスに立つことで選球眼が養われるのです。
習慣化もまた同じです。

行動の質を変化させたり、レベルを上げたり、

場合によってはその行動そのものをやめたりする必要も出てくるのです。
その為に、定期的なチェック、検証が必要なのです。

それで、具体的にどんなことをチェックするかと言いますと、

まずは、

・楽しめているかどうか？
・行動への意欲は高まっているか？
・行動は磨かれているか？
・行動は洗練されてきているか？
・そして明らかに成果に貢献しているか？

などです。

ここで私自身の例をあげます。

習慣化トレーニングをスタートした当初の話ですが、

私はセミナーを開催することを目標にしていましたので、そのトレーニングの一環として、

一日一曲歌を歌うということを習慣にしようと思い立ちました。

歌を歌うことで自然とボイストレーニングにもなるし、またストレス発散もできるので一石二鳥だと思ったのです。

しかし、これはなかなか続きませんでした。

まず歌を歌うということは、意外と場所が限られるんですね。

だからといって毎日カラオケBOXに一人で行く気にもなれませんでしたし。w

結局車の移動中にやることにした訳ですが、車の中で歌うのも何となく気を遣うのです。
実際私が歌っていた所で別に誰も気には止めないと思いますが、

歌っていて信号で止まった時など、隣の車の運転手と目が合うと何となく恥ずかしいものですよね。w
それで、仕方ないからサングラスをして運転するようになってみたり。w

そんなことで余計な気を使っているので、その内歌うことが何となく重荷になって来たのです。
それでふと考えたのです。

私の目的はセミナーをやる事なのに、歌を歌うことが絶対必要か？と。

当たり前ですが、考えてみたら絶対必要という訳ではないんですよね。ｗ

例えば、私が歌手になるという目的を持っているなら毎日歌うことは絶対必要なことです。
恥ずかしいだのなんだの言っている場合ではありません。

むしろ車の窓を開けて歌声を聴かせてもいいくらいでしょう。ｗ

しかし、セミナー講師はどうでしょう？絶対必要というわけではありません。

というわけで、結局２１日が終わる前に、

歌を歌うという習慣を習慣チェックシートの項目から外すことにしました。

そして新たにボイストレーニングの本を買ってきて、このトレーニングを項目に追加することにしました。

そしてこのボイストレーニングは続けることができるようになったのです。

ここで、理解して頂きたいことは、歌を歌うという習慣が良くないということでは決してありません。

むしろ歌を歌う習慣はとても素晴らしい習慣だと思いますし、おススメします。

今はスマホでカラオケアプリというのがあるんですよね。それでいろんな曲が歌えます。

実際、また別の相応しい時期に再チャレンジしたいと思っているくらいです。

重要なことは、限られた時間の中で、その時点の私にとってもっとも重要な習慣かどうか、

ということなのです。

実は、その人の目的にピッタリとフィットした習慣であれば、

意欲が高まったり工夫が生まれたりしてきます。

時と共に習慣が磨かれていくのです。
習慣が成長するのです。

ですから、常に自分の目的に対しその習慣がフィットしているかどうかを見極めていきましょう。

というわけで、少なくとも1週間に一度は振り返りながらチェックしていきましょう。
それで、できればトータル3週間チェックしてみて、それで良し悪しを判断されれば良いかと思います。

大切なことは、ここでも自分自身との対話です。
何が適切な選択かも含め、その答えはいつも自分自身が知っているのです。

常にチェックをし、微調整をしながら、