おはようございます。
今日は少し暑くなりそうですね。
蝉も良く鳴いていますw
さて前回までで構想を練り、タイムスケジュールも設定し、
計画を作るところまでお伝えしてきました。
これからは、そのプランを守って一歩一歩進んでいくことになりますが、
現実には、全て計画通りタイムスケジュール通りに進むことはほとんどどないでしょう。
最終的な目的地に到達するには、
いくつかの関門というか、達成すべきポイントというものがあったりします。
例えば、プロ野球の選手となり好きな野球をしながら幸せに暮らしたいという在り方が、
その目的地だとしたら、
一般的には甲子園に出てプロ野球のスカウトの目に留まるような活躍をするというのが、
一つの目標(関門)になってくるでしょう。
そのために意中の高校(関門)に入ることも目標です。
もしピッチャーであれば、その高校でエースピッチャー(関門)になることも目標です。
そのために今日の練習があります。
しかし、意中の高校に入ることはできたとしても、エースピッチャーになれず、
試合に出る機会もほとんどない、という事態になったとしたら、
プロ野球の選手になるには、甲子園で活躍しなければならないのに、
試合にも出られないのではどうしようもない・・・と悩むかもしれません。
思うように関門が突破できず、その先の手を打てないというような時、
そのことに固執するばかりが正しいとは限りません。
考えられる一通りの手を打ったものの、反応がイマイチだったり、答えがでない場合は、
思い切って一部の戦略を修正する必要があるかもしれないのです。
やり方が間違っている、あるいは順番が間違っているだけという可能性もありますが、
一旦立ち止まって、視野を広げたり、時間軸を延ばしたりすると良いでしょう。
そうすることで様々な修正(変化)の余地が見えてくるかもしれません。
アメリカ大リーグ、ニューヨークヤンキースで活躍中のイチロー選手ですが、
もともとは、ピッチャーだったというのをご存知ですか?
しかし、なぜ今はバッターとして活躍しているのか。
実は、高校時代のある日イチロー選手は交通事故で怪我をしてしまったのです。
それで、ピッチャーからバッターに転向したそうなのです。
もしその時、彼がどうしてもピッチャーにこだわり続けていたら、
おそらく今のようなイチロー選手の活躍は見られなかったかもしれません。
イチロー選手がそのように気持ちを切り替えられたのは、
おそらく、目先の目標ではなく、
もっと大きな目標にその焦点を合わせていたからではないかと思います。
視野を広げて見れば、ピッチャーができなくてもバッターでも野球はできる。
また、時間軸を延ばして物事を見れば、甲子園でチームが勝ち進むことができなくても(イチロー選手の愛工大名電高校は2度甲子園に出場しましたがいずれも初戦で敗れました)、あるいはプロ野球のドラフト1位で脚光を浴びなくても(イチロー選手はドラフト4位)、もっと大きな目標に照らせば、そんなことはたいしたことではないと考えることができたのかもしれません。
このように壁にぶつかった時、今の取り組みを一旦離れてみて、
違ったやり方、違った方面から取り組む。
その結果、一気に花開くということもあるのだと思います。
物事が上手く行かないということは、きっと
何かを補う必要がある、あるいは何かを変える必要があるというサインなのだと思うのです。
それは、もっと能力を高めることかもしれませんし、人間性を磨くことかもしれませんし、
強固なチームを結成する必要性かもしれません。
イチロー選手のようにピッチャーからバッターに転向することかもしれません。
一旦取り組んでも上手く行かなければ撤退し、体制を立て直してまた進む。
正面からがダメなら迂回してみる。というように、様々な方法を試してみる。
その過程の中にこそ重要な経験があり、知恵も養われ成長することができるのではと思います。
頑なに変化を拒むのではなく、時には柔軟に変化する。変化を歓迎する。
それもまた大切なことなのだろうと思います。
とはいえ、変化を受け入れるということはとても勇気がいるものですよね。
イチロー選手もピッチャーからバッターに転向する際、
勇気が必要だったと思います。
様々な心の葛藤を経て勇気をを持って心を転換させたのであろうと思います。
しかし、だからこそ、世界でも偉大な記録を打ち立てた今のイチロー選手がいるのだと思います。
ですから上手く行かない時には、何かを変える時と認識し、
変化を歓迎し、一時退散をも含めた次の手を見つけてましょう。
そのコツは、繰り返しますが、
視野を拡げてみること・時間を短期的な目線から長期的な目線に切り替えることです。
別の試練に取り組むことで、力がつき成長すれば、
最初に行き詰まったプロジェクトも今度はあっさり乗り越えられたりするのです。
ここでお伝えしたいのは、一度つまづいたからといって計画全体を変更しましょう、
ということではありません。
もしプロ野球の選手になろうとしたら、球団スカウトの目にとまらなくてはなりません。
ここは、目的地に到達するために必要となるポイントだからです。
しかし、それが高校時代に実現できなかったからといって、諦めるのではなく、
大学野球あるいは社会人野球もチャンスはあるのですから、
心を柔軟にしておくことが大切だと思うのです。
また、夢見ていたプロ野球選手になれなかったとしても、
そういう人はたくさんいると思いますが、
そこを目指す上で得た考え方やノウハウは、
必ず社会に出てから花開き幸せの素地となることでしょう。
道を進む中のある段階では、
どの道も全て最終的な目的地に到達する上で必ず役に立っていたということ、
無駄はなかったということに気づけるはずです。
最終的に実現したいのは、「幸せ」でしょうから。
ですから、時には変化を歓迎し、楽しみながら道を進みましょう。
「回り道」これもまた人間に味わいと奥深さをもたらしてくれるのですから。
こうでなければならないと考えるのではなく、
どうしてもうまくいかないのならこっちのやり方はどうか?試してみよう!
というような楽天的な気持ちで進んでみましょう。
そうすれば、いつの間にか道が開けていたことに気づくことでしょう。
以上、今回は修正(変化)を歓迎するということでお伝えしました。
これで、第4章【プランを創造する】は終了となります。
次回からは、第5章【実現のための最終準備】になります。
よろしくお願いします。
今回も最後までお読みくださりありがとうございました!
今回の記事が何か少しでもお役に立てたのなら嬉しいです
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