~Messenger of spirit~
ライフ&ビジネス
習慣改善コンサルタントの☆TAKE
こんにちは。
今日は勢いよく蝉が鳴いております。
暑くなりそうな予感がいたします。
さて、今回から【陰の巻】ということでお伝えしていこうと思います。
第0章
~知るための器を空っぽにする~
私達は、これまでの人生で、その成長に応じていろいろなことを認識してきました。
いろんな事を見たり聞いたり試したり体験したりしてきました。
つまり、いろいろと知ってきました。
親から、教師から、仲間から、人生の先輩や、
会社の上司からたくさんの事を教えてもらって生きてきました。
また、本やTVや映画、インターネットなどの媒体を通じても多くの学びを得てきました。
それらはもちろん大切な学びであり、貴重な教えであり、感謝すべきものです。
しかしながら、それらの教えのほとんどが、
自分自身の真実以外の外なる世界の学びです。
人生は全てバランスが大事です。
外なる世界の学び、認識も大切なように、
内なる世界の学び、認識もまた大切なのです。
なぜなら、外なる世界は私達の内面の世界の表れでもあるからです。
つまり内側の世界と外側の世界は密接に繋がっています。
それは、心と体の関係性と同様です。
多くの人が、外側の学びばかりを優先したことで、
心身のバランスを崩し苦しんでいます。
心と体。
この2つの要素は、同等に尊く、大切な価値を持っているのです。
ここから展開する自己実現への旅は、
本来の自分を思い出す旅そのものです。
自分の足で歩くために何よりも必要なことは、
まず目覚めているということです。
目覚めるとは、何も難しいことではなく、
自分というものをよく知っていくということです。
古代ギリシャの哲人ソクラテスが弟子から、
「この世でもっとも難解なことは何ですか?」と質問され、
こう答えたそうです。
それは「汝自身を知ること」と。
この意味は、自分自身を知ることが、
もっとも難解であると同時に、もっとも重要なことであるのだと、
ソクラテスは弟子に伝えたかったのではないかと思います。
自分自身を知るには、内側を覗かなければなりません。
自分自身を静かに見つめるということが必要です。
禅の世界では、これが日常生活の中で全霊を傾けて行われているのだと思います。
全ての生活や活動の中に、自分自信との対話があり、発見や気づきがあります。
瞑想もそうです。
ただ座っている様に見えても、実は心の世界の中では、
目まぐるしい活発な動きなどもあるのだと思います。
とはいえ、なにもお坊さんや修行者のようになる必要はありません。
普通の生活をするだけで、充分です。
ただ、少しばかり認識というか、捉え方を変えることが大切です。
その為には、少なくとも一日に一度は、
5分でもいいので静かに自分と向き合う時間と空間を持って頂きたいと思います。
私達は日常生活の中で、様々な仕事や雑事に追われ、翻弄されてしまいます。
その結果、感情においても、思考においても、身体においても、
チリや埃のようなものがたくさん積もってしまっています。
それは、例えるならば、ちょうど仕事などで、
あまりに忙しい1、2ヶ月を過ごした後の、自分の部屋の惨状のようなものです。
その様に感情においても、思考においても、身体においても、
チリやら埃やらが積った状態では、
あらゆることがドンヨリと重くなり、本来の自分とかけ離れた状態になってしまいます。
残念なことなのですが、
私達はそのチリやら埃やらが積った状態の自分を自分だと錯覚したまま生きてしまいがちです。
それで、そんな自分に自己嫌悪を覚えますます自信や誇りを失ってしまいます。
私は、夢や目標を持つ以前に、その様な現状を認識し、
改善するところから始める必要があると思っています。
では具体的にどうすれば良いのでしょう?
私は以前、ある氣の先生から、
調身、調息、調心という考え方を教わったのを思い出します。
身体を整え、呼吸を整え、心を整えるということだと思いますが、
それらを清める、浄化するということでもあると思います。
この様な考え方を日常に取り入れることは、
とても大切で有益であると思うのです。
一日の流れの中で、調心、調息、調身を実践されてみる。
次回は、このことをより具体的にお伝えしていきたいと思います。
今回も最後までお読みくださりありがとうございました!
今回の記事が何か少しでもお役に立てたのなら嬉しいです
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