バス釣りにおいて “冬のオフシーズン” は、実は 釣り人が一番成長できる時期 です。
釣行回数が減る分、普段できない準備や見直しを徹底できるゴールデンタイム。
この記事では、バスアングラーがオフシーズンにやるべき “本当に価値のある過ごし方” をまとめます。
1. タックル・ギアを徹底メンテナンスする
●リールのオーバーホール
オフシーズンこそ、思い切ってリールを完全メンテ。
- ベアリングの洗浄&注油
- ギアボックス内のグリスアップ
- ブレーキユニットの清掃
特にスプール周りはキャスト性能に直結するので、丁寧にメンテしておきたいポイント。
● ロッドのチェック
ガイドのクラックやフット付近のサビは気づきにくいので要チェック。
- マイクロガイドの傷確認
- コルクグリップの補修
- ロッドコーティングで保護
ここまでやると“釣りの気持ちよさ”が来シーズン段違いになります。
2. ルアーボックスを整理して効率を上げる
冬はルアー整理のベストタイミング。
おすすめの整理方法は以下の4ステップ。
- 使用頻度で分類する(毎回使う/時々/使わない)
- 使わない理由を書き出す(重い・沈むのが遅い・カラーが合わない)
- 必要なカラー・ウエイトを洗い出す
- 実績のないルアーは潔くボックスから外す
釣りは「選択スピード」が釣果を左右するので、ルアー整理は超重要。
3. フィールド情報のインプットに時間を使う
釣りができない冬こそ、情報収集が圧倒的に捗る季節。
● 釣りYoutuber・プロの冬動画を見る
水温の考え方・ベイトの動き・冬の地形攻略などは、来シーズンにそのまま使える技術。
● 地形図・航空写真を見る
- バスが溜まりやすいディープ
- 春に上がりやすいシャロー筋
- ウィードの残りやすいエリア
琵琶湖・ダム湖・河川すべてに応用できます。
4. オフシーズンこそ練習すべきキャスト3種
外は寒いですが、キャスト練習は家の前の空き地でもできます。
● ① ピッチング精度
スキッピングより実践投入率が高い。
● ② サイドキャストの高さ調整
低弾道は風に強く、バイトも増えます。
● ③ ベイトフィネスでの軽量ルアーキャスト
3~7gのルアーが気持ちよく飛ばせれば、春の釣果が激増。
5. 新しい釣りを覚える絶好のタイミング
オフシーズンは“弱点克服”に最適。
● ジグのフットボール
冬〜早春にハマる基本のリグ。
● ミドストの基礎練習
ラインテンションの取り方を家の中で練習できます。
● ビッグベイトの知識を深める
今は情報が多いので完全に理解した上で来シーズン投入できます。
6. 釣り仲間とプランを立ててモチベUP
冬は釣り仲間と「来年の目標」を共有する良いタイミング。
- 春のプリスポーンでやりたいこと
- 行きたいフィールド
- 今年の反省点
これを話すだけでモチベは自然に上がります。
7. 冬でも釣りたい人向け|オフシーズンの実釣ポイント
もし冬でも釣りに行くなら、狙うべき場所はここ。
● 越冬場所
ディープ+ハードボトム+流れの弱い場所。
● 温排水
水温差が最強の“集魚装置”。
● 湖やダムの岬の先端
冬の鉄板スポット。
ディープに隣接したシャローの“地形変化”は激アツ。
まとめ|オフシーズンはバスアングラーが最も成長できる時間
オフシーズンにやるべきことは…
- タックルのメンテ
- ルアー整理
- 情報のインプット
- キャスト練習
- 新しい釣りの研究
- 釣り仲間との計画
この6つ。
冬の過ごし方しだいで、来シーズンの釣果が大きく変わります。
春に“圧倒的に差がつく”アングラーになるためにも、ぜひ今日から動き始めてみてください!