有料掲示板には、同じ地方の方が結構登録されていた。

といっても数十人というところなので、無料掲示板にくらべて多いという印象だ。

その中から、条件を絞り込んでみると、連絡を取ってみたいなという方は数人になる。

 

「条件なんて絞るなよ。贅沢だな!」

と言われそうだが、自分は友情結婚ほど条件は必要だと考えている。

 

ノーマルな結婚なら、とりま愛情で結ばれたんだろう。

なので性的な好きも相手にあるだろうから、

喧嘩しても一定は一度は愛した人なんだからと情もあるだろうし、

セックスでなし崩しな仲直りもあると思う。

 

一方で、友情結婚の場合、それがない。

なので、尊敬とか考え方の不一致などが結婚に致命的ダメージになる確率が高いと思うからだ。

友情結婚を知って、活動を始めた頃は、条件が一致していれば、

あとは同居生活のように友達でうまくいくというイメージを抱いていたが、

活動をすればするほど、条件や考え方が一致する事はほぼないと感じた。

それでだんだん妥協しそうになるのだが、妥協した友情結婚に未来はあるのか?

なんとなく余計にストレスだらけの生活になりそうな気がしていた。

たまにブログやXなどで友情結婚をされた方々の記事を見ることがあるが、

子どももできたが、やはり生活があわない、離婚したいなどを見かけることも多い。

 

決して友情結婚はやめておいた方がいいと言っているわけではなく、

我慢や自分を抑えることが結婚生活においてできるのか真剣に考えた方が良いと思った。

結婚することよりも、結婚した後の方が大変な事が待っているというのを

真剣に想像したほうがいいと思う。

 

話は初めに戻って、友情結婚の有料掲示板では数人とやり取りをした。

初めの頃は同じ地元の方と連絡をとった。でも地元の人で実際に会った人はいない。

なぜか。

メッセージのやり取りで、お互いの考え方の違いが浮き彫りになるから。

浮き彫りにならないでゴールまで進まなかったのはかえって良かったと思う事にしている。

 

さっきも書いたが、自分は結婚することよりも結婚を維持する方が大変だと思っていて、

結婚後のどういう生活を考えているかをよく質問する。

 

例えば、子どもが欲しいけど、別居希望という女性がいた。

自分は同居を望んでいる。

これをOKという男性ももちろんいるのだろうが、

この女性に、子どもが大きくなって、なんでお父さんとお母さんは一緒に住んでいないのか聞かれたらなんと答えるのか尋ねたところ、

自分たちの状況をそのまま伝えるという回答だった。

それが悪いという事ではなくて、そういった質問をして帰ってくる答えで価値観の違いが分かるという事。

彼女の考えは分からないが、私は子どもであっても自分のセクシャルは伝えないと考えているタイプ。

おそらく彼女はそういうタイプではないのだろう。

彼女に子どもが悩んだりするかもしれないがどう考えているのか聞いたりしたが、

さらっと、「悩まないんじゃないですか?」という回答だったので、

真剣に考えているわけではないんだなと感じてやり取りを終了した。

 

こういった深い質問をすると、返信が帰ってこないパターンが多い。

経験上、95%ぐらいはフェードアウトしていく。

「考えていなかった、ちょっと考えてみます」という方もほぼいない。

 

なので、友情結婚を成功させたいと思っている方は

ぜひ、結婚をして添い遂げることをゴールにして、

出産や育児、新居、子ども結婚、老後、介護など、ノーマルな方々も通る道で

それをどう乗り越えていくのか、一緒に考えてくれる人を探すことをお勧めします。

なかなか相手が見つからない事に焦って、結婚をゴールとしないようにしてほしいです。

頑張れ!!

 

 

このブログはシンバシコイ物語を観て生き方が変わろうとしている男のリアルストーリ―