アスカさんの登校中に面白い話を耳にした。


ウチの学校では支援級は一律「7組」という枠に区分けされていて、そこから子供のレベル毎にA〜Eみたいな感じで別れているのですが、一年生と二年生が小声で


「ほらほらあの子、7組だよ、あそこにいた子」

「あの子って◯◯(聞き取れず)だから7組なんだよね?」

違うよ、悪いことすると7組に入れられるんだって

「あーそうなんだ〜」


その後も小声でこそこそ喋ってて「あーご家庭で親がそういう教え方して子供を躾けてるんだな〜」と非常に感心しました(皮肉)。


そう教えられた子供にはまぁ罪はないと思ってます。仕方ないし誰しも知らない事に対しては否定から入りがち。ましてや自分より劣る身なりした人を蔑み自分を高めるやり方自体は自分を鼓舞する上で語彙力のない人にとっては強ち間違いではないと個人的に思う。


『悪いことすると7組に入れられちゃうよ!』


そう教えるしか手段がないご家庭なんだなーとある意味可哀想に思う。忙しかったり語彙力なかったり、あまり子供の相手ができないからこそ簡単な手段を用いりがち。


多分親御さんも分からないんだと思う。私もアスカさん生まれるまで全く分からなかったし山のような誤解を頭に刷り込んでた。知らなくて当たり前なんです。だってまさか自分の子供がダウン症で生まれてくるなんて誰しも夢に思わない。自分の身に降りかからないものは学ぶ必要がないですしそこは凄く分かる。


しかし現実的にお子さんの近くに支援級というものがあり、そこに通ってる子供が数十名いる訳なので親御さんはお子さんを躾ける際に他人を貶め我が子を上げるような躾は止めた方がお子さんのためなんだよなーとアスカさん育てながら私は学びました。


それって差別の心を増大させるだけで間違いに気付いた子供はいつか親を否定し出す。良いことなんか一つもない。


知らない事は仕方ない。それを知ったかぶりして子供に教える。その投げた石はいつか自分に降りかかるのですよ。


だから私は知って欲しいという気持ちでブログやNSNで発信しています。



ちなみにアスカさんの学校での様子ですが、保育園の時とあまり変わらず『永遠の末っ子』を演じお友達や先生達を手玉に取っています。保育園の時もアイドル化してたようなのですがそれは進学しても全く変わらず…何の能力なのでしょうかw