昨日、4月28日は「労働安全衛生世界デー」でした。
カナダでスタートした労災の犠牲者を追悼する記念日が発祥で、
2002年には国連の国際デーの一つとされました。
労働災害については、
自社で大きな事故が起こると認識が大きく変わることがありますが、
そうでない場合、実際には
「そうはいってもウチには関係ないのでは?」
と思われている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
「ハインリッヒの法則」をご存じでしょうか。
1件の「重大な災害」の陰には、
29件の「軽微な災害」があり、
さらにその陰には300件の「ひやり」「はっ」とした体験がある
…というものです。
(詳しく知りたい方はwikipedia参照)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%92%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
「ひやり」「はっ」を防止できれば
「軽微な災害」を防ぐことができます。
同様に、
「軽微な事故」を防止できれば
「重大な事故」を防ぐことができます。
いかに日々の
「ひやり」「はっ」の段階で意識し、対応できるか。
労働災害防止の最も大切な点はここです。
“300件”のうちのいくつかが、
日々の業務の中に常に隠れていることをお忘れ無く。