縄文の世から織り続けて3
(竹島クラフトセンター考案のジャンプ織り)編み物で籠を編んだ人類は木の皮や草の皮を剥ぎ水に漬けて腐らせて繊維を手に入れた。糸が出来たのである。編み物は手間がかかる、もっと大量に作れたらと人類は考えた。考える時間はたっぷりとある立木に糸の端を縛り一方の端を腰で張力を作り自然の手織り織機を考えた人類がいた。経糸を均等に貼る胸木を考え、経糸を均等間隔に張り緯糸を引き寄せる筬という物体を考え出した人類である。これが現代のいざり機の原型で、アイヌ人も同じ考えで織機を考えていた。縄文人はアイヌ人でもあったのだと思えるのだ。まさしく現代の大量生産の始まりであったのだ。「機織り」と書くと機械で織ると書くこれが機械の始まりであったのだ。人類が犯す大量生産も大量消費とつながり、やがて人類滅亡に至るのであろうか、終わりTCC竹島クラフトセンター、みかん染めバッグ