久留米の思いも背負ってよく闘ってくれたと
思います。 お疲れ様でした。
さて、高校サッカー特集番組の「涙のロッカールーム」というコーナーを知ってますか?
惜しくも負けてしまったチームの試合後のロッカールームを映したコーナーです。
我が母校・都立久留米も特集されてました。
TVのブラウン管を通して、初めて先生であり監督でもある斉藤先生の涙を見ました。
「後輩もいない中、3年間毎日毎日グランド整備して・・・誰もまねできないよ・・・。
保護者やOB達をここまで連れてきてくれて・・・ありがとう・・・」
なんだか現役時代を思い出して、思わずジ~ンときてしまいました。
さてさて、話は準々決勝で負けた福井県代表・丸岡高校というチームに代わります。
このチーム、負けた後に誰一人ピッチで泣いてませんでした。
普通は号泣して立ち上がれない選手が必ずいるものです。
が、このチームは号泣どころかみんな笑顔でした。
理由は、「スタンドで応援してくれてるみんなの前では泣かない」というものでした。
「本当に泣きたいのは試合に出たくても出れない応援してくれてる部員達」
そんな気持ちから、笑顔でいようと決めたのでしょう。
が、ロッカールームに戻ると、さっきの笑顔は嘘のようにみんな号泣してるシーンが映されてました。
やっぱり負けたら悔しいのです。 泣きたいときは泣けばいいのです。 それが人間です。
そんな丸岡高校に拍手です。
1つのことにみんなで喜び涙する。
そんな経験は高校時代が最後だと思う。
高校を卒業して4年。
今、改めて思う。
「サッカーに明け暮れた高校3年間、幸せだったな」と。