後ろから見た広背筋



  ​『広背筋について』


こんにちは😊

都内でトレーナーをしていますTakeです!


今日は『広背筋』について書いていきたいと思います!


広背筋は字の通り背中にある面積の広い筋肉になります!


広背筋だけを見てみるとこんな感じ!

起始部
胸椎第7〜12椎骨
・腰椎第1〜5椎骨
・仙骨の棘突起
・胸腰筋膜
・腸骨稜の後部1/3
・第9-12肋骨
・肩甲骨の下角(意見が分かれる)
停止部
上腕骨の結節間溝



意外と起始部の幅が広くて、停止部は小さいと感じませんか?


肩甲骨の下角だけプラスで付け足した理由は、書籍や人によって下角に付着しているしていない問題があるからです。

個人的には付着はしていないが、肩甲骨の動きに対して連動していると思っています。



これだけ幅広い起始部を持っている広背筋は肩関節のさまざまな動きに作用します!


広背筋の作用

肩関節伸展、内転、内旋

・肩甲骨の下制、下方回旋、内転

・脊椎の側屈


ざっくりいうと腕を後ろに引く動きではほとんど使われるって感じですね!

この中でも結構見落とされがちなのが

脊椎の側屈(身体を横に倒す)の作用があるところ!


ラットプルダウンなどで広背筋の効きが悪く、ワンハンドでやると広背筋を感じやすいのは、片手で行うことで脊椎の側屈を入れながら動作できることが大きな要因だと思います!


両手でやると脊椎の側屈を左右同時に出すことはできないので、広背筋を感じたい方はワンハンドでやるのがオススメです!


⚠️注意ポイント⚠️

よく姿勢をよくするために背中を鍛えましょうと言って広背筋のトレーニングをする方も多いですが、

広背筋には肩関節の内旋(巻き肩に近い動き)があるので、鍛え方を間違えると悪化してしまう可能性があるので注意が必要です。


広背筋を鍛えるメリットとしては、

・肩甲骨の下制が上手になることで猫背の解消につながる

・後ろから見た時の逆三角形のシルエットを作ることができる

などがあります!


バランス良く鍛えて美しいボディライン作っていきましょう!