あけましておめでとうございます!
ブログを再び更新するといいながらこの体たらく・・・。今年はまた小説や映画の感想をぼちぼち書いていけたらいいな~。
2014年はちょうど20冊の小説を読んだのですが、その内新刊は10冊。何を読んだかと言いますと、
「虚ろな十字架」東野圭吾
「マスカレード・イブ」東野圭吾
「首折り男のための協奏曲」伊坂幸太郎
「アイネクライネナハトムジーク」伊坂幸太郎
「満願」米澤穂信
「獏の檻」道尾秀介
「掟上今日子の備忘録」西尾維新
「自覚 隠蔽捜査5.5」今野敏
「さよなら神様」麻耶雄嵩
「異次元の館の殺人」芦辺拓
を読みました。
個人的なオススメ作品としては、「満願」「アイネクライネナハトムジーク」「掟上今日子の備忘録」の3作品です!「満願」はまあ年末のランキング本3冠ということで言わずもがなですが、面白かった。米澤さんの著作はほぼ全て読んでいるのですが、「儚い羊たちの祝宴」「追想五断章」と、米澤さんの短編集はどれも傑作揃いですね~。
「アイネクライネナハトムジーク」ですが、伊坂幸太郎が「ラブストーリー」を書くという、ファンからしたらびっくりな作品。伊坂小説における夫婦像が僕はとても好きで(例えば「終末のフール」であったり)、この作品はそんな僕にはぐっと来る話ばかりでした。
「掟上今日子の備忘録」は、西尾維新が物語シリーズ完結にあたり新しくスタートさせた新シリーズの第1作。西尾維新の小説はそこまで読まないんですが、この作品の最後のページの西尾維新らしさにはノックアウトさせられました。一応は日常の謎系ミステリ、なんですが、今作は主人公の探偵の掟上今日子の紹介のための作品といった感じかな。シリーズのこれからの進展に期待です。
今年は色々と忙しくなりそうな年なのですが、40冊を目標に読んでいこうかなと思います。今年もたくさんの素晴らしい小説に出会えたらいいな~。