運用効率を上げる方法を書き足します。
以前の記事でも少し触れましたが、手数料と同じく費用となるスプレッドに注目です。
スプレッドとは売値と買値の差です。これも取引の際の費用となります。
スプレッドが狭ければ狭いほど費用は少なくて済みます。
従って、スプレッドが狭い業者を選ぶ事は運用成績を上げる事に直結します。
手数料無料でスプレッドも狭い業者を選べば鬼に金棒です。
二つの記事に共通して気をつけて欲しい事は、
手数料無料、スプレッドが狭い業者に乗り換えたからと言って、
トレードが上手くなる訳ではありません。
手数料がある業者、スプレッドが広い業者に比べて、
まったく同じ取引をするのであれば、運用成績が上がるという内容です!
具体的に、10万ドルの取引を月に10回したとすると、
スプレッド5銭の業者よりもスプレッド1銭の業者の方が、
年間で48万円もお得になります。
1万ドルの取引を月に10回したとしても年間4.8万円です。
スプレッドは手数料同様に取引の際のコストとなります。
動きが大きいから、金利が高いからと言ってマイナー通貨、
特にポンドスイスなんか取引してませんか?
同じポンドならスプレッドの狭いポンドドル、ポンド円で、
取引をしたほうがお得だと思います。トレードはメジャー通貨で
取引をしろというのは、メジャー通貨の方が動きが安定している
ということもありますが、スプレッドが狭くコストも安く済むからなんですよ!
手数料を往復1,000円(1万通貨単位)とします。
スプレッドは大体5ポイントです。この条件だと1回の取引に
かかるコストは1万ドルの取引で1,500円です。
以前はこれぐらいが当たり前でした、
FX業界も目まぐるしく変わっていますね!
300万円の証拠金を預けて1回あたりの取引を10万通貨で、
月に10回取引をやったとします。1年で取引にかかるコストは
1,500×10×10×12(ヶ月)=180万円
これは大げさでもなく、普通の為替好きの人が取引をするペースで
計算したものです。以外と手数料って高いんです(笑)
デイトレという言葉が世の中に氾濫していますが、デイトレ片道無料
というようなフレーズに惑わされて、高い手数料を払って取引をしていませんか?
本当のデイトレーダーは手数料は極力かからない所でやってます。
それだけコストにもシビアになっています。流行だけでトレードをしている人は
トレードスタイルを見つめ直しましょう!また、取引の回数が増えれば増えるほど
コストもリスクも増えます!この事は忘れないで下さいね!!
手数料無料が一番だとは言いません。初めて取引をする人にはそれなりの
サポートも必要だと思いますし、各種レポートなんかもあったほうが
勉強にもなるでしょう。しかし、手数料が安い会社に資金を移す事は
一番手っ取り早く運用率を上げる方法なのは間違いありません。
FXには色々大切な事がありますが、利益を確定させることが最も大切です。予想通りの方向に相場が動いたからと言って油断していると次の日にはその利益がすっかりなくなってしまったという事は良くありますので、当初想定していた利幅の8割ぐらいの水準まで来たらしっかりと利益確定させましょう。まだ上昇すると思えば、1度利益確定させてから再度買い直すというぐらいの気持ちで良いと思います。
かくいう私も利食いは不得手で、先ほど述べたようなパターンが良くあります。欲張りは禁物です。欲が出た時点で相場に対して願望が入りますので、冷静な判断が出来なくなっている証拠ですよね。利食いの幅の設定は人それぞれですが、損切りの幅、額よりも大きめに設定します。言い換えると、利食いの幅よりも小さく損切りの幅を設定することが重要です。そうすることによって勝ち負けの確率が5割でも相場に勝てる計算になりますからね。中には利食い幅の3分の1程度に損切りを設定し、1勝3敗でも相場に負けてないという考えの下でトレードをしている方もいます。自分のトレードスタイルを確立することがトレードをしていく上では重要です。
かくいう私も利食いは不得手で、先ほど述べたようなパターンが良くあります。欲張りは禁物です。欲が出た時点で相場に対して願望が入りますので、冷静な判断が出来なくなっている証拠ですよね。利食いの幅の設定は人それぞれですが、損切りの幅、額よりも大きめに設定します。言い換えると、利食いの幅よりも小さく損切りの幅を設定することが重要です。そうすることによって勝ち負けの確率が5割でも相場に勝てる計算になりますからね。中には利食い幅の3分の1程度に損切りを設定し、1勝3敗でも相場に負けてないという考えの下でトレードをしている方もいます。自分のトレードスタイルを確立することがトレードをしていく上では重要です。
