この狙いは一体何だ・・・? | todo08の雑記帳

todo08の雑記帳

…多分かなりリニューアルするはずw

(申し訳ありません。まだコメ返しもしておりませんが、ジンボルトさんのところにとんでもないニュースがありましたので先に出します。この後でコメ返しなどは行います。)

これは喜ぶべきなのか実はアメリカの押し付けなのか・・・?

「核の傘」日米協議へ、月内にも初会合

【ワシントン=飯塚恵子】日米両政府は7日、米国の「核の傘」を巡る両国の協議の場を初めて正式に設け、月内にも初会合を開く方向で検討を始めた。

 複数の日米関係筋が明らかにした。外務、防衛両省と米国務省、国防総省の局次長・審議官級の枠組みとする方向で、協議では、有事の際の核兵器の具体的な運用に関して日本側が説明を受け、オバマ大統領が目指す大幅な核軍縮と核抑止の整合性などを話し合う。

 日本に対する「核の傘」は、日米安全保障条約に基づき、米国が保有する核兵器によって日本に対する第三国からの核攻撃を抑止する仕組みだ。米国は、同様の仕組みを持つ北大西洋条約機構(NATO)諸国とは、有事の際の核兵器の運用や手順などの具体的な情報を共有している。

 これに対し、唯一の被爆国である日本では、国民に核兵器への抵抗感が強く、運用について協議すれば、野党などから強い反発が出る状況だった。また、米側には日本の機密漏洩(ろうえい)への懸念も根強く、日米間ではほとんど議題に上らなかった。

 しかし、北朝鮮が5月に2回目の核実験を行い、中国も核戦力の近代化を進めるなど、東アジアの安全保障環境は不安定さを増している。米韓両国は6月、米国による「核の傘」の韓国への提供を明記する首脳合意文書を交わした。日本政府でも「核の傘」の有用性を再確認し、米側から運用の具体的説明を受けるべきだとの声が高まっていた。

 一方、米側では、オバマ大統領が4月、究極の目標として「核兵器のない世界」を目指す考えを表明した。今月6日のロシアとの協議では、12月に失効する第1次戦略兵器削減条約(START1)に代わる新たな取り組みとして、核弾頭配備数を双方が最低レベルで1500個まで大幅削減することで合意した。

 新方針は、オバマ政権が12月にまとめる、米史上3回目の「核戦力体制見直し(NPR)」に反映される予定だ。日本としてはこの時期までに、有事に備えた「日米共同作戦計画」に核兵器使用がどう組み込まれているかなど運用について説明を受けたうえで、日本側の要望を伝える考えだ。NPRの全容は非公開で、協議内容も基本的には公表されない見通しだ。


『ニュークリア・シェアリング』議論
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!


(『ニュークリア・シェアリング』に関してはコチラから)


遂に日本でもこの議論が出来る時代になったのか・・・!

(ちなみに今迄態度を表明しておりませんでしたが、自分は「抑止力としての核武装」に賛成です。
今迄言及しなかったのはコスト面や実験場どうするかなどの部分がまだ勉強不足なため、簡単に賛成といえるほどの根拠がまだ見つからないことから明言しておりませんでした。)


ただし、実はこういうお話もある訳でして・・・

5/27の「アンカー」より)

青山繁晴
「ということは、えー、北朝鮮がしたたかにやってて国際社会が困ってるって話じゃなくて、本当は北朝鮮はこれしか打つ手がなかったんだね、その正体よく見れば、何のことはない、大したことない仕掛けですねってことが言えるわけですね。で、ただ同時にですね、その、北朝鮮はその、皆さんも気がついてるとおり、やっぱり非常にしたたかなところがあって、この核開発とか、それからミサイル撃つことが、国際社会から孤立する、それも報道ではその話ばっかりだけど、孤立してる孤立してるって言われてるけれども、本当は深い部分で、北朝鮮は国際社会の、それもアメリカの新しい流れにちゃんと実は合わせてる、したたかなところも一方にある。それも現実なのでそれを考えたいんですが、アメリカの何に合わせてるかというと、これです」

一体何を伝えているのか?

村西利恵
「『核兵器のない世界を目指す』、4月5日、チェコ・プラハにてオバマ大統領が語ったものです」

青山繁晴
「はい。あの、オバマ政権ができてから、いわば、政権後としては一番有名な言葉になってるわけですよね」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「で、これをオバマさんが全く嘘を言って、全然やる気がないのに適当にかっこいいことをプラハで言っただけだと思うのもおそらく間違いだし、同時に、オバマ大統領がアメリカの持ってる核を最後の1発まで全部捨てると、ね、核なき世界ってまともに聞いたらそうなるじゃないですか、そう思うのもおそらく間違いで、さっきあの、今日冒頭で言いましたが、普通の生活者であれば全くの嘘とも思わないし、全くのほんととも思わないと、普段の生活どおりの感覚でとらえると思うんですが、それは実に正しくて、この真意というのはほんとはこうですね。はい、ちょっと出してくれますか」

一体何を伝えているのか?

村西利恵
本音は『核兵器の維持費を合理化したい』

青山繁晴
「はい。というのはですね、核兵器ってその、今だいたい世界で3万発を超えてあると言われてますけれども、まだですね。で、これは、ま、オーバーキルっていう言葉、キルって殺す、オーバーは過剰にですよね。だから人類を何回も繰り返し殺してもまだ核兵器余ってるという、その状態にあると。それはあんまりにも不合理な上に、日本は核保有国じゃないから実感が薄いけれども、本当は例えばアメリカのDOEっていう、エネルギー省って、核兵器を管理してる役所があるんですが、そこの人たちは昔から、もう核兵器は維持費がかかってかかってどうしようもないってこと、言ってるわけですよ」

一同
「へえー」

青山繁晴
「で、アメリカは今、金融危機で金がない。だからもうこの核兵器を合理化して、その、なるべくコンパクトにしたいと。もう数が多すぎるし、それから型も大きすぎるし、ミサイルもでかすぎる。それをなるべく合理化したいって話だから、ロシアのプーチン首相のようなおっかない人でも、ロシアも頼みの資源の価格が安くなってお金がないから、ああ、その話だったら乗れるね、お互いにあの、歩調を合わせて維持費を安くしましょうねということなんですね」



もしこの話が本当だとしたら、アメリカは不要(というより旧型の使いにくい核?これは個人的推測です)な核の押し付けを日本にしているだけ、とも取れるような・・・?勿論そうだとしても一応日本の今置かれている立場(北の核、中共の軍拡)を多少は考えてはいるってことでしょうが・・・

どちらにしてもこの話、恐らく民主党政権になったら確実に止まります。勿論自民党政権だとしても非核(笑)団体とかは大騒ぎするでしょうが奴らなど無視でいいでしょう。当然核保有に関する議論が必要にはなってきますね。そうなれば北や中共が真っ赤な顔して反論するのは確実ですけど、それが無いと今までどおり舐められるだけですから・・・

まあこれは今後の事態の推移を見守って行きたいと思っております。