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おごめ~ん、大分のtakatch親方 です(`・ω・´)ゞ



日付かわり昨日は杵築市へ。
職場主催の人権研修に参加するためです。
杵築市にて講演やフィールドワークを通じ、人権や歴史について学びます。


今回、私がこの研修に参加した理由は…
○人権教育について興味を持っていたから(卒論テーマは豊肥地区の人権教育でした。)
○杵築市とは馴染みが薄かったため(杵築市についても学ぶため)
…です!


それでは、研修の模様を紹介でき織る範囲でお伝えします!


○講演「杵築藩浅黄半襟一揆の歴史と背景」
江戸時代。幕府は藩に対し、被差別身分の者に対し身分が一目でわかる半襟を付けること勧めます。
そこで杵築藩が実施。被差別身分の者は浅黄色の半襟を付けることを命じます。
それに反抗した被差別身分の者たちは、隣の藩へ逃散という形をとって杵築藩に反抗したという一揆です。
同類の一揆に、岡山県の「渋染一揆」があり、有名でしょう。
その渋染一揆よりも50年も前に、この杵築藩浅黄半襟逃散一揆が行われました。
結果的にこの一揆は成功。ただし、そこまでに多くの苦しみや辛い日々があり、それを自分の苦しみと考え理解することから人権教育への第一歩がはじまるそうです。


概要と共に、背景(杵築藩と隣の島原藩は同じ譜代だったことなど)を学び、理解を深めました。
ここでの基本をおさえ、次のフィールドワークで学びを深めました。



○フィールドワーク(現地学習)
バスで杵築市内を周り、逃散一気について学びを深めました。
現地で当時の人々の思いを考えながら学びました。


・庄屋屋敷
Go Active!~大分からの風~

庄屋の家には、実はからくりがいっぱい!?
農民からの反乱に備え、屋敷の隅々に仕掛けがあり興味深かったです!
なお、杵築藩は譜代であることから、他藩の庄屋に比べ当藩の庄屋は身分が高かった(待遇がよかった)ようです。
なお、現在は民家となっています。長らくは杵築高校の校長宿舎だったそうです。



・中野酒造
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庄屋屋敷のそばにあります。バス内にて説明を受けました。
杵築市指定の文化財です。
国東半島六郷満山の御霊水を使っており、銘酒どころです!
「智恵美人」をはじめ有名なお酒があり、金賞も受賞されたほど。
有名な杜氏です。

なお、画像煙突のある辺りで外交官:重光葵が生まれ育ったとか。
ただし、彼の生まれは豊後大野市三重町だったのでは…??



・白水池(画像なし。バス内での説明)
このあたりには、歌舞伎役者がたくさん住んでいたとか。
興味深い話が、彼らが各地での興行から帰宅後、藩の屋敷を訪ねたとか。
そこで、各地の特産物集めや農民一揆の情報収集など行っていたとか!
たとえば、切り干し大根の技術を他地域で知り、杵築藩で普及されたという話もあるそうです。



・旧街道(往還道)
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参勤交代の道です。
往還道(往復あり)ということで、道が広めになっています。
すれ違いざまに武士の刀がぶつかることは一大事ですからね…。
また、各往還道の入り口には、神仏の祠が祀られています。
これは、往還道を通じ悪いもの(泥棒・火事・病気など)を通せんぼ・封じるためだそうです。


なお、この往還道には川が横切っています。
川に大きな岩が2つあり、その岩を渡って対岸へと横断されたとか。
しかし、増水時は通れません。
そのため、石橋を作りました。
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橋が出来、人々が大いに喜んだことから「万歳橋」と名づけられました。



・波多方峠
杵築市大田にある峠です。
一揆勢力はこの峠を通ったそうです。


村人全員が逃散したわけではありません。
子ども、女性、高齢者など村に残ったものも多かったことでしょう。
そして、藩の役人から何か仕打ちを受けているかもしれない…。
大切な人が…。
…でも、それでも藩に反抗したかった。
峠を越えて、隣の藩へ…。


今回、この峠を歩く際、講師より「大切な人のことを思いながら、しばしこの峠を歩いてください」と指示。
実際に逃散した人々になったつもりで峠を歩きました。
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そして、峠から杵築の街並みをのぞみます。
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麓からこの峠を越え逃散します。
大勢で逃げると藩に見つけられるため、少人数に分かれて山際の道を越えたそうです。
なお、学者の貝原益軒もこの峠を通ったとか。
幕府の命で、豊前・豊後の調査を行った際の話です。
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・ポケットパーク波多方
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波多方峠の麓にあります。
こちらで休憩&お土産タイムです!



・境界の石碑
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杵築藩と島原藩の境を示す石碑です。そばに井戸もあります。
ともに、譜代。
村人「同じ譜代の藩に逃げ込めば、私達は保護されるかも。」
藩「なにぃ!?同じ譜代の他藩に逃げられたか…うちの藩の面目が。。。」
…こうした理由で、杵築藩から島原藩へ逃散したのだとか。



・白鬚神社
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車内からの見学。
毎年「どぶろく祭り」(どぶろく=お酒)が行われていることで有名な神社です。



…とフィールドワークは終了。


以下、研修前後の杵築プチ観光の様子を紹介します!


☆酢屋の坂ほか
Go Active!~大分からの風~ Go Active!~大分からの風~

おおっ、小学生が坂道で登校!
さすが小京都!城下町の雰囲気漂う登下校路ですなあ♪


☆商人の町における史跡
・伊能忠敬測量隊宿泊本陣跡
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かの伊能忠敬ご一行が宿泊されたんですね!


・旧藩時代の町役所跡
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当時の雰囲気を再現された建物ですね。


・岩鼻の井戸
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江戸時代、この街道を歩く者へのオアシス的存在である井戸です。
岩鼻と呼ばれる凝灰岩のそばにあります。
これもジオ!?(笑)



☆杵築ど~んと丼
現在、杵築市は「杵築ど~んと丼」と「きつきサンド」をPRされています!
丼とサンドイッチ(杵築城下町はサンドイッチ型だとか!?)でおもてなしです♪


今回は、茶房一番館さんの「杵築牛~丼」!
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薄広くも弾力ある牛肉がおいしかったです♪
味付けが好みのタイプでした☆


…と、以上が杵築でのお話です。


今回、浅黄半襟逃散一揆について、詳しいことを学べました。
卒論調査中に、この一揆名を見たことがあるものの、詳しく調べておりませんでした…(反省)。
今回現地で一揆のことを学べ、歴史を1つ学びました。


また、フィールドワークでは人権のことに加え、杵築市のこと(特に史跡)も大いに学べました!
これまでなかなか杵築市に行く機会がなかったです。
今回は大田をはじめ、ほとんどが初めて訪ねる場所でした。
同じ大分県にこうした場所があるんだなあ、もっと県内を回りたいなあと思いました!
初めての場所かつ現地の方より知識も学べ、有意義でした☆
単なる座学だけでなく、現地に行ったり体験したりで学びが深まりますし、心にも残りやすいでしょう。


講師や運営の皆様、ありがとうございました。最後まで読んでくださった皆様もありがとうございました。


今日も日中は学習&夜はお祭りの予定です☆よい週末を♪


 

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