歌舞伎はフツー観て楽しむものですよね

儂ゃ観るだけじゃなくて舞台の模型を作って楽しんでいます

でも、それだけではないんです

実はまだまだ他にも楽しみ方があるんですよ

歌舞伎ゆかりの地を歩く、歌舞伎の史跡巡りです

 



その楽しみ方を紹介したのがこちらの本「歌舞伎さんぽ」です

先日、高島屋の高麗屋展で見つけました



歌舞伎の人気演目をイラストとあらすじで紹介、そしてゆかりの名所旧跡にご案内する歌舞伎ワンダーガイドです
例えば仮名手本忠臣蔵
三段目、道行、四段目、十一段目・・・
それぞれあらすじの後、名所旧跡を紹介しています
皇居東御苑の本丸に松の廊下跡が残されています
お軽勘平の戸塚山中道行の碑や浅野内匠頭終焉の地、またその近くの新正堂(切腹最中の店)、泉岳寺四十七士墓所など
全て所在地が記入されているので、スマホ片手に迷わず目的地に着けるでしょう
但し、この本で紹介している名所旧跡は江戸、つまり東京を中心にその近郊のみです
仮名手本忠臣蔵でも七段目のように京都祇園が舞台となった演目は載っていないのが残念です
歌舞伎は日本各地が舞台になっているので、是非西日本版など続刊を出して欲しいですね