綺麗な謡の歌詞紹介していきたい@日野勝則のブログ

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綺麗な謡の歌詞を紹介したい日野です。

「謡」とは日本の古典芸の「能」の歌です。

知られざる謡の素敵な部分。ご紹介いたします!

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ストーリー

東国の僧が都に上り、春のある日、清水寺を訪れました。そこで箒を持った少年と出会い、聞けば、地主権現に仕える者であると応えます。清水寺の来歴を尋ねる僧に、少年は、坂上田村麿[田村丸]が建立した謂れを語りました。また問われるまま、少年が近隣の名所を挙げるうちに日は暮れ、やがて月が花に照り映える春の宵を迎えます。少年と僧は「春宵一刻値千金」の詩文を共に口ずさみ、清水寺の桜を楽しみます。少年は折からの景色を讃えながら舞いを添え、田村麿ゆかりの田村堂という建物に入っていきました。

残された僧の前に清水寺門前の者が現れて、清水寺の縁起を語り、少年は田村麿の化身だろうと述べ、回向を勧めます。夜半、僧が法華経を読誦していると、武者姿の田村麿の霊が現れます。田村麿はかつて、鈴鹿山の朝敵を討ち、国土を安全にせよ、との宣旨を受けて、軍勢を率いて観音に参り、願をかけたことを語ります。その後、見事に賊を討ち果たした有様を見せて、これも観音の仏力によるものだと述べて、物語を終えます。
                   (上記 
The 能.comより抜粋)


何も知らないで私はこの「田村」を習い始めたわけなんですが、序盤の稽古では桜の綺麗な景色を謡っていたりして。ああ、なんだかのんびりした謡だな~なんて思っていたのですが。

後半。坂上田村麻呂が正体を現して賊を討つ場面など、がらりと変わって非常に激しい謡となります。こういう、気を抜いていると、全然違った激しい謡になるっていうのが。謡の面白さでもあるな、なんて思うのです。

次回はその激しい戦いの部分の謡いについて書こうと思います。


原文

 白妙に。雪も霞も埋もれて。雪も霞も埋もれて。何れ櫻の梢ぞと。見渡せば八重一重げに九重乃春の空。
 四方の山並自づから。時ぞと見ゆる。景色かな時ぞと見ゆる景色かな。
                       檜書店刊行 観世流大成版謡本「田村」より

現代語訳
 白妙の桜吹雪に、雪も霞も埋もれて、雪も霞も埋もれて、いずれが桜の梢かと、見渡せば八重も一重も花盛りで、まことに九重の都の春の空。
 四方の山並みも自然に花盛りの時と見える景色ですよ、自然に花盛りの時と見える景色ですよ。
                                  (the 能.comより抜粋)










いや~。素敵です。桜吹雪で視界が埋まる世界。そして、見渡せば満開の桜達。そういうところに早く行きたいです!(笑)


しかし、今日の東京の最高気温は14度って聞きました。もうすぐ春!とか思いたいです本当。

何せ、今風邪引いてますから~~~~!(><)

正月早々にこんな私ですが、よろしくお願いします~。