昨日、今日のフジサンケイグループ(フジテレビ・産経新聞)のテレビ・ネットでの、日本学術会議に関する報道やコメントの酷さに驚く。

右とか左とかのスタンスの違いというレペルではない逸脱ぶり。

曲がりなりにも上席解説委員と呼ばれる方が、事実と異なる事を平然とテレビで論じていた。しかも、事実と違う事への謝罪・訂正は今もって無い。


さらに、加藤官房長官の今日の会見における、学術会議の発言に対して

(日本)学術会議の会員手当約4500万円

という見出しを付けたのだが、

記事中、会員数約200名に支払われた手当の総額が4500万円という補足的情報を省略するという、ミスリードを誘発する書き方をしていた。(意図的だと思われても仕方がない)

その為、1人あたり年20万円程度の手当なのだが、1人あたり年4500万円の手当が支払われていると勘違いして、無駄遣いだとか、潰せとか騒いでいる人が出てくる始末。


こんな事を続くようなら、フジサンケイグループに報道部門は不要じゃないかとさえ思う。