前回からのつづき(長いですのでお時間の許す方のみお付き合いください。)
そんなこんなで川上未映子さんのサイン会に参加したぼく。
いつもの日曜日ならば、この時間帯はNHK-FMできらクラ!を聴きながら散歩しているのですが、さすがのきらクラ!でも、いつチャンスがあるかわからない川上未映子さんのサイン会を諦めることはできませんでした。
しかし、さいわい、川上未映子さんのサイン会もぼくの順番は15時までには終え、帰路につくことができたので、きらクラ!の後半の1時間だけでも聴こうと思い、携帯音楽プレーヤーのチューニングをNHK-FMに合わせます。
すると流れてきた音楽は、なんともかわいらしい女性たちのポップなミュージック。
一瞬、あれっ?って思いましたが、そうそう、今月からはじまった「はじまりはクラシック」という新コーナーかもね、と気付き、このかわいらしい女性たちのポップなメロディーのなかに、クラシック音楽のモチーフが潜んでいないか聴き取ろうとしました。
けれども思い浮かばず、ぼくの知らないクラシック音楽なんて山ほどあるからね、曲が終わったらふかわさんと真理さんが解説してくれるでしょう、と思っていると、曲が終わって流れてきたのはかわいらしい女の子たちのおしゃべりの声。
???
まったく不意打ちを食らわされ、あっけにとられるぼく。
きらクラ!ってこんな番組だったっけ?
いやいや、そんなはずはない。
もしやチューニングを間違えてしまったかな?
合ってる。
とすると、今日は実はきらクラ!はお休みで、特番をやっているに違いない。しばしば次回の予告を間違えるからね。
そう合点して、せっかくなのでその番組を聴きながら家に帰る。
家に帰って、自分のブログをチェックすると芥川龍之介さんの桃太郎の記事にコメントが。
きらクラ!投稿仲間のBWV1000番さんからのものでした。
どうやらぼくが投稿したBGM選手権の曲が採用されていたようです。
だいたい、このコーナーはレベルが高いのでダメ元で投稿しているから、いつもまったく期待せずに聴いているのですが、聴いていないときに限って採用されていたりするのです。
ぼくは今日を除いて毎回聴いているんですよ。
っていうか、やっぱりぼくのチューニングがおかしかっただけで、番組は放送されていたんですね。
と思っていると、BWV1000番さんのコメントには続きがあり、近畿では第4日曜日の放送は別番組とのこと。
ガーン。
そんなばかな。
調べてみると、この時間帯はラジオNMB48という番組が放送されていました。
なるほど、そういうことですか。
いや、全然かまわないんですよ。
ぼくは彼女たちになんの恨みもありませんし、むしろかわいい女の子たちがなにやらキャラキャラ話しているのを聴くのは好きなのです。
とはいえ、なにもわざわざこのタイミングで?
と思うとおかしくて仕方がありません。
こんなこともあるんですね。
まあ、ぼくにとってはまぼろしのBGM選手権採用&ベストBGM賞ということでうれしい限りです。
聴けてないけど。
前回は、カフカの変身にテリー・ライリーのインCをあてたもの、今回は芥川龍之介の桃太郎にプロコフィエフのピアノ協奏曲第5番ト長調作品55の第2楽章をあてたものを選んでいただきました。
ほかにもいくつか投稿していますが、選んでいただいたカフカと芥川龍之介はぼくの特に好きな作家なので、よろこびもひとしおです。
あした、再放送を聴けたらいいんだけど、それも微妙なんですよね。
ふかわさんと真理さんがどんな感想を述べてくれたのかも知りたいし。
しくしく。
追記
おかげさまで今朝の再放送をチェックできました。
やはりラジオから自分の名前(ラジオネームですけど)が流れるとテンションがあがりますね。