抑制しようとしてもあふれる感情 | (本好きな)かめのあゆみ

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かしこいカシオペイアになってモモを手助けしたい。

ロンドン・オリンピックも

まもなく閉幕。


スポーツとはほとんど無縁のぼくだけれども

アスリートと呼ばれるみなさんの

一挙手一投足の美しさには

目を奪われる。


この2週間も

そういう場面をたびたび見た。


もちろんぼくなぞが

比べるべくもないのだが

彼ら彼女らの悔しがる姿や喜ぶ姿を見るにつけ

自分は果たして

ここまで感情をあふれさせるほどの熱意を傾けて

何かをやっているだろうか

と問うてしまう。


なんとなく時間に追われて

8割程度の完成度の仕事をこなし

満足感や達成感を味わう間もなく

次の仕事にとりかかる。


並行していくつもの仕事にかかるなんて

あたりまえ。


スポーツ選手のように節目となる大会みたいな事業は

たまにはあるけど滅多にない。


そういう点で

アスリートのみなさんはうらやましいなとも思うが

なによりまず

彼ら彼女らのここに至るまでの努力を思えば

自分なんてまだまだ甘いなと思うしかない。


そんなふうに自分の反省も連れてくる

ちょっとセンチメンタルな

オリンピックなのであった。