秋の田の  天智天皇 | (本好きな)かめのあゆみ

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かしこいカシオペイアになってモモを手助けしたい。

秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ

わが衣手は 露にぬれつつ


天智天皇




百人一首

いいですよね。


といいつつ

そらんじられるうたは

あまりありません。


そういうわけで

気が向けば

ときどき

ここに掲載することで

覚えていきたいと思います。


目指せ

百首コンプリート。


最初の一首は

天智天皇のこのおうた。


かりほ

刈穂と仮庵

を掛けているんですってね。


整っていますよね。


ことば遊びの好きなぼくとしては

こういう表現も

百人一首の味わいです。


あと

日本の

秋の田園風景にただよう

ふるきよき情感が

巧みな表現で

みそひともし

に凝縮されています。


こういううたを覚えたら

なんとなくこころがゆたかになるような

そんな気がするから不思議です。