内発的動機付け | (本好きな)かめのあゆみ

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かしこいカシオペイアになってモモを手助けしたい。

ぼくの好きなパターンの

行動の動機です。


ご褒美が欲しかったり

罰を受けるのが恐かったり

そういう理由で

何かをやるんじゃなくて

やることそのものが

やりたい理由になっている

ってやつです。


以前

何の本だったかは忘れましたが

こんなエピソードが紹介されていました。




ピアノを弾くことが大好きな大好きな

女の子がいました。


あんまりにも上手なので

何かのコンクールに出ることになりました。


コンクールに出て一度は賞を獲ったのですが

その後はコンクールで賞を獲ることが目的になってしまい

ピアノを楽しく弾くことができなくなってしまいました。




コンクールそのものが悪いというわけではなくて

ピアノを楽しく弾くためにコンクールを使うのであれば

問題ないのですが

コンクールで賞を獲ることが目的になると

限界がやってくるってことです。


この考え方なら

なんと

他人に褒められたいとか

認められたいとか

迷惑をかけたくない

とかいう理由も危険なわけです。


そのこと自体が悪いわけではないんですけどね。


確かに

褒められたり

認められたりすると

嬉しいのには違いありませんが

こういうわけで

ぼくは

自分の満足のために

行動したいと常々思っています。


もちろん人の迷惑顧みず

っていうわけではありませんが

褒められたくて何かをやるっていうのは

しないようにしています。


まだまだ理想どおりにはいきませんが


心の欲するところに従って

矩(のり)をこえず


っていうのはまさにそのことなんでしょうね。