図書館は素敵。
もう、売っていないと思っていた本が
たまたま見つかりました。
で、久しぶりに読んでみたら
お気に入りだったせいもあって
かなり覚えていました。
ともあれ
野田秀樹さんの
言葉あそびと
言葉のリズムと
人を食った様な皮肉と
悲しくて切ない美しさ
が大好きなんですよね。
現実と妄想を
行き来しているうちに
どちらが現実か分からなくなる流れは
他の作品にもみられる
野田ワールドです。
戯曲やエッセイは
多いんですが
小説はこれくらいしか
ないんじゃないでしょうか。
とはいえ
これも
「小指の思い出」
という戯曲になって
夢の遊眠社で
演じられていました。
ビデオで観たんですが
それも夢のように
悲しくて
きれいだったな。
-当り屋ケンちゃん-
野田秀樹