昨日、NHK教育の日曜美術館で、
養老天命反転地
なるテーマパークを紹介していた。
面白そうなので
是非行ってみたい。
テーマパークといっても
巨大な体験型オブジェが立ち並ぶ
アート空間です。
岐阜県の養老の滝の近くにあります。
メインパビリオンは
「極限で似るものの家」と
「楕円形のフィールド」です。
とにかく
どこもかしこも
斜め
です。
平衡感覚が相当おかしくなりそうなので
それに自信のない人は
近寄らない方が良さそうです。
でも通常生活で、平衡感覚に
大きな問題のない人ならば
むしろ相当
全身全霊が
活性化されそうです。
詳しくは、HPを検索してみて下さい。
「使用法」も載っています。
例えば「極限で似るものの家」なら
(入り口がたくさんあるので)
・何度か家をでたり入ったりし、
その都度違った入口を通ること。
とか
・思わぬことが起こったら、
そこで立ち止まり、
20秒ほどかけて
(もっと考え尽くすために)
よりよい姿勢をとること。
といった感じです。
1995年にオープンしている割には
全く知りませんでした。
現代美術家の荒川修作さんと、
パートナーで詩人のマドリン・ギンズさんの
プロジェクトを実現したテーマパークでだそうです。
天命反転地とは
お2人の問題意識である
「死なないために」
っていうことを
表現しているみたいです。
「心のテーマパーク」とか
「死なないために」とか
いうコピーが
宗教っぽくて
近寄りがたい印象を与えて
損をしているのでは?
肉体で感じて、
脳に刺激を与える、
体験型現代アートだと感じました。
いつか必ず行ってみたいです。
余談ですが
この2人が夫妻かどうかは分かりませんが
オノ・ヨーコとジョン・レノンとか
レイ・イームズとチャールズ・イームズとか
男女のパートナーでアートするっていうのは
カッコいいですよね。
-養老天命反転地-
荒川修作
マドリン・ギンズ