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眼科 たかしまアイクリニックです
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日本コンタクトレンズ学会で仕入れた情報

この連休、コンタクトレンズ学会に参加してまいりました。

こんな感じです。
久しぶりにハードコンタクト処方についての講演もききましたが、今の日本での新規処方は5%だそうです。かつては私もハードユーザーだったんですがね・・・

やはり、主流はシリコンハイドロゲルのソフトコンタクト。球面、遠近、乱視、レンズも素材や度数、設計等、スペックも各社が沢山満出しています

アイクリでも、患者さんの眼目に良いレンズだけを揃えています
 

で、今回、おお!!と思ったのが、2weekで大事な洗浄・保存液シャンプー

講演は、WaterlooとNew South Walesから来日された教授によるもので、

イギリス「うぉ、英語か!?アメリカ

と構えましたが、ご心配なく。左耳から英語、右耳から同時通訳、で大変勉強させて頂きました。

アイクリでも販売しているクリアデュー。芦田愛菜ちゃんがCMしているように

「使う度に毎日潤う~」という実際のデータが報告されました。

涙液破壊時間も改善されて表面にたくさん涙が潤いキープされているし、コンタクト装用不快指数も、4週間後、8週間後でどんどん改善されています。

このデータは、元々1dayユーザーだった人を2weekニトライしてもらったものの集計なので、これはナカナカ、な結果だなぁと思いました。

また、教授は、レンズだけでなくケア用品も指定処方しているそうです。曰く、不適切なケア用品を使って欲しくないとの事で、これには激しく同意しました。

実は、アイクリで販売するにあたり、メーカーの担当さんからも
「え?、こんなお値段で販売してるんですか?」とびっくりされるんですが

(逆に安過ぎてブランドイメージを下げちゃってないかなはてなマーク)

講演された教授と同じ趣旨で、当院でもこれも治療の一環と考えていて、ケア用品に利益を乗せていないんです(コレだけを買いに来る患者さんもいます)

賢さ満点100点の愛菜ちゃんもユーザーなんでしょうか?

さすがです王冠1一際キラキラチカラの入っていたボシュロムブースの王冠2平野紫耀くん!!

ベースからキラキラ照明キラキラ使ってたのは、ココだけ。写真撮ってる先生もラブラブ(私も)

乱視!!

そろそろ学校検診学校も終わりに近づいてきました。
浮き輪プール波が始まる前に、と、「要精査」の紙をもらってきたお子さん達、沢山来院されました。混みあって待ち時間が長くなり、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
部活サッカーや塾鉛筆の都合をつけて来院された皆様、我々もなんとか様々な工夫を凝らして待ち時間を減らす作戦を考えましたが、成果のほどはいかばかりか、と思っております。、


今回のお話、もちろん、大人にも関係しますので、お読みいただければ、と思います。

気になるのは「乱視」です。
すごく説明が上手なサイトを見つけたので、貼っときます。

 

乱視を簡単チェックしょう、乱視表掲載。 - 視力ケアセンター (shiryoku15.jp)

 

若い人、子共ですと、直乱視が多いですが、こういう子の検査をすると、たいてい
ニヤリ眼を細めてる!!ニヤリ

細めないで―っ目といくら注意しても、良い視力を叩きだそうとして、細めちゃうんですよね。絶対そんな必要はないです!!

細めて、デタラメな視力を出して、何かいい事あるんでしょうか。
正しい測定ができず、中途半端な状態で、ボヤボヤの世界を見て、幸せですか?ラクな生活が出来るんでしょうか?

もちろん、我々は検査中に何度も声をかけて、怪しい人にはとことん手間をかけて測定しております。そのために検査時間が長くなっている事をお許しください。また、全体の検査待ち時間を減らす為にも、眼を細める行為は止めて頂けると助かります。

直乱視だと、細めれば後焦線といって、乱視の一方の軸が網膜上にピントがくるので、なんとなく見えるんです(ただし、一方向のみ。これでピーンとくるんですよね、あ、これ、乱視じゃね?、って)。
それで、「見えているから眼鏡はいらない」、という発想になって、処方せず、眼鏡を装用せず、また、来年・・・となる。
しかし、そうなると、さらに近視や乱視が進んでしまい、とことん度数が悪化、強い度数でないと1.0も見えない状況に陥り、仕方なく眼鏡をかける決断をしても、もう遅い、って事も。

「強くて掛けられないです」と仰られ、やむを得ず弱い度数を処方しても「よく見えないから眼鏡かけても意味ない」あるいは、「見えないから作り直したい」「作ったばかりなのに急に度が進むなんておかしい←強くて掛けられなかったので妥協して弱い処方にしておいたのに・・・」「何故、また作り直すことになるんだ?」というお話になり、困る事もしばしば・・・。
 

どうか、どうか
ご自分、あるいはご家族が、快適な視生活を送る為に、適切な時期に、適切な眼鏡を掛けるように、気持ちを切り替えて頂くよう、お願いします。

 

 

患者さんから嬉しいメールを頂きました

アメリカアメリカに住んでいて、この度帰国日本された息子さんが、少し前に眼鏡メガネの処方希望で来院されました。


以前から斜視キョロキョロがあって、当院での検査でも、プリズム上三角入り眼鏡を処方することになりました。
後日、お住いの眼鏡店で処方箋を元に眼鏡を製作、掛けたところ、「今までて゜一番すっきり見えて嬉しい爆  笑」、と息子さんが仰っている、とのメールメールを頂きました。

このメール、凄く嬉しかったので、今朝、担当した視能訓練士にその旨を伝えました。
「アメリカで処方した眼鏡では視力が出てなかったプンプン」ようで、「プリズムも多く入ったので心配でしたが、良かったです」と本人も喜んでいました。
私も、「良かったね! アメリカでは乱視もプリズムもしっかり入れる処方が主流なのに見辛かったなら、あなたの処方の方が良かった、ってことよ」
と褒めてあげました。
彼女、当院で一番若い歩くんです。 その子がきちんと処方出来た、という事は、当然、彼女に指導をしている先輩視能訓練士達指差しがしっか り出来ている、ということなんです。


視能訓練士一同の自信につながりました。

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