こんにちは
たかしです。

今回はタイトルにあるように、4年前の悪夢について書こうと思います。
何の事かと言うと、私の人生の中で最もアトピーの症状が悪化し、「紅皮症」と診断された時の事です。

ちょうど20歳の夏でした。
当時は独り暮らしをしており、かなり不摂生な生活をしていました。
というのも、継続的に薄場皮膚科さんからお薬を貰いセルフケアをしていた為肌の状態は良く、完全に油断していました。
半年に一度は診察に行く所を、今回はアトピー全然出てないから年1回にしてみよう。と思い、薬の注文も辞め、ある分でセルフケアをしていました。

ですが、その頃の生活習慣が特に酷かった為か、ツケがまわってきました。
毎日インスタント食品かコンビニ弁当でしたからね笑
アトピー患者は特に食生活に気をつけなければいけないというのに、、、

急に症状が出たわけではありません。最初はちょっと最近痒みが増したかな〜?程度からでした。それがだんだん色んな箇所に増えていき、薬を塗っても治らず、どんどん痒く、気付けば全身痒く、肌も赤くなっていきました。
この頃から大学の友人にも、最近肌が悪いね?平気?と心配されるようになりました。

不摂生に加えて、夏の暑さというのも原因の一つでした。当時私は八王子に住んでました。八王子の夏は東京の中でもダントツの暑さで、しかも大学まで自転車で通っていたため、多くの紫外線を浴びるのに加えて汗も大量にかきます。さらに色んな所で冷房によるかなりギャップのある寒暖差を感じます。
アトピーが悪化するのには十分過ぎる条件でした。

症状が重くなってきてからは食生活と生活リズムを改善しました。野菜中心の食事と睡眠をとるようにしました。しかし、不摂生のツケはそんなものでは治らず、どんどん症状が酷くなっていきました。
医者に診て貰えば良かったのですが、大学もバイトもあり、暇がない状態でした。
でもこの判断がいちばんの間違いでした。
多少予定をキャンセルしてでも医者に行くべきでした。

症状が重くなってくると、肌の再生能力も抵抗力も弱くなり、ほんのちょっと掻いただけで血が滲んできたり、薄い鱗のような肌の再生の仕方をしてきたりします。そしていちばん辛いのが少し動くだけで肌が痛いといことです。こうなると外出する意欲も無くなり、周りの事もどんどん手につかなくなっていきました。

大学が夏休みに入ったら皮膚科に行こうと思っていたのですが、アトピーの所為で授業への出席も減り、生活もグダグダ。

身も心も疲弊しきっていました。
休みに入っすぐ薄場皮膚科さんに診てもらいましたが、なんで早く来なかったのかと散々言われましたね。
治療をして貰って1週間後には肌は綺麗になりました。

本当自分でもなんでもっと早く診てもらわなかったんだろうと今でも思います。

アトピーって風邪やインフルエンザ等の病気と違って体の内側は健康なんですよね。だから辛いけど、仕事には行けるし行かなきゃいけないってなるんですよ。
でもやっぱり早く治すに越したことは無いんですよ。自分の体より優先するべき事って無いと思うんです。