こんにちは。奈良田隆です。
今回はエジプトの「ギザの三大ピラミッド」について書いていこうと思います。

 



ギザの三大ピラミッドは、エジプトの首都カイロ郊外、ギザ砂漠にあります。
3基のピラミッドの総称で、クフ王、カフラー王、メンカウラー王が埋葬されています。

3基の中でも一番大きいのが、クフ王のピラミッド。
底辺が230メートル、高さが147メートルもあります。
その迫力に圧倒されることでしょう。

紀元前2250年頃に建造されたとのことですが、未だにその建造方法は謎に包まれたまま。
日本はその時縄文時代ですから、古代エジプトの技術は本当に凄いですね…
ミイラ製造とかもありますし…!

クフ王のピラミッドは、1日300人ほどが内部を見学できるようです。
一番奥の玄室に石棺が置かれているだけで、華やかな壁画などは見つかっていないとのこと。

 

ピラミッドには隠された通路や穴がたくさんあり、未発見の部屋も多いとされています。
これからまた新たな発見があるかと思うと、ロマンがありますよね。

内部は写真撮影が禁じられているので、その目にしっかりと焼き付けましょう。
中腰になり結構な急こう配の坂を進むので、ピラミッドの構造を肌で感じることができるでしょう。

2番目に大きなピラミッドはカフラー王のもの。
カフラー王は、クフ王の息子です。

全体的に保存状態が良好で、エジプトで一番美しいピラミッドと言われているのだとか。
ピラミッドの前には、スフィンクスが鎮座しています。

3つ目のメンカウラー王のピラミッドは少々離れたところにあるため、ツアー客が訪れることは少ないのだとか。
ちなみに、メンカウラー王はカフラー王の息子です。
個人旅行で行くなら穴場かもしれませんね。

三大ピラミッドは一つひとつがかなり大きいため、近くでは全てのピラミッドを捉えられません。
よく見かける3基のピラミッドを写した写真を撮りたい人は、パノラマポイントまで移動しましょう。(車で10分ほど)

パノラマポイントの近くでは、キャメルライドが楽しめるそうです。
ラクダに乗りながらピラミッドを背景に写真を撮ってみたいですね。

三大ピラミッドを見学するには、エリア入場料が必要です。
さらに各ファラオのピラミッドの内部に入るための料金がかかります。

ピラミッドはとにかく広く、影も少ないです。
特に夏は太陽が照り付けてくるので、水分補給と日焼け対策を怠らないようにしましょう。