こんにちは。奈良田隆です。
今回はブラジルの「コルコバードの丘」について書いていこうと思います。

 



コルコバードの丘は、ブラジル南東部に位置するリオデジャネイロにある標高710mの丘です。
2012年に世界遺産に登録された「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」に含まれています。

丘のてっぺんには展望台があり、リオデジャネイロの全景を360°パノラマで見下ろせるとても人気の高い絶景スポットです。

リオのグアナバラ湾は、美しいコパカバーナ海岸・イパネマ海岸などの海岸線に囲まれた、世界三大美港に数えられています。
丘の上から眺めるブルーに輝く海岸線、グアナバラ湾、街並み、そしてそびえ立つ巨大な岩山の緑が融合した絶景を、一度は見てみたいですね。

てっぺんにある両手を広げた象徴的なキリスト像は、ブラジル独立100周年を記念して1931年に建てられました。
台座は8m、像の高さは30mあります。

リオデジャネイロのシンボルとしても有名です。
夜間にはライトアップされ、台座内には小さな祭壇が設けられているそうです。
サッカーやオリンピックの時など、この像がイメージ映像(?)として使われることが多いですよね。

「リオデジャネイロ」には「キリストの神様が見守る街」という意味もあるそう。
そしてブラジル人口の80%がクリスチャンとのことです。

丘へ登るには、治安などの面から登山道ではなく、ケーブルカーの利用などが推奨されているそう。
とても混み合うようなので、早めに行くのが吉でしょう。

標高と気候的にガスがかかりやすく、午後は逆光になってしまうため、キリスト像をキレイに写真に収めるには午前中がおすすめだそうです。
しかし、夕暮れ時の眺望も見事なので、どうせならどちらも楽しみたいですね。

頂上の駅周辺にはレストランをはじめ、売店、お土産屋さん、トイレなどがあります。
キリスト像までエレベーターやエスカレーターが利用できるため、様々な人が観光を楽しめるようになっています。
126段の階段をゆっくり登っていくのもいいでしょう。

一年を通して高温多湿なリオは、乾季で冬にあたる5月~11月あたりが比較的過ごしやすく、ベストシーズンとされているようです。
有名なリオのカーニバルは、例年2月~3月上旬に開催されるため、その時期を狙っていくのもいいのではないでしょうか。
せっかくなら有名なお祭りも体験してみたいですよね。