こんにちは。奈良田隆です。
今回はブラジルの「レンソイス・マラニャンセス国立公園」について書いていこうと思います。

 



レンソイス・マラニャンセス国立公園は、ブラジルの北東部に位置する、広々とした砂丘です。
美しい純白の大砂丘が広がっています。

砂丘の広さは1550㎢。東京都の約70%の広さとのことです。
真っ白なシーツを広げたかのような様子から、ポルトガル語で「シーツ」を意味するレンソイスと名付けられました。

砂丘はほぼ石英でできているらしく、それに太陽光が反射して白く見えるそうです。
その白い砂丘は衛星写真からも見られるそう。

さらに雨季の間だけ、砂丘のあちこちにエメラルドグリーンの湖が現れます。
石英の層の下にある地下水の水位が上昇して、砂丘の谷間に湧き出てくるのだとか。

湖には魚も現れるそうですが、乾季の間にどうやって過ごしているのかよくわからないそうです。
不思議ですね…

このエメラルドグリーンの美しい湖で泳ぐために、多くの観光客が訪れるそう。
不思議な湖で、自分も泳いでみたいですね。

地下水の上昇で現れる湖は、澄んでいてとてもきれいだそうです。
泳ぐ以外にも、砂丘と湖の絶景を上空から楽しめる遊覧飛行も人気なのだとか。

日没前から地平線へ沈みゆく夕日を見るのも良いでしょう。
真っ白な砂丘が徐々にとオレンジ色へと染まっていくサンセットは、忘れられない思い出になりそうです。

砂丘の中心部には2つのオアシスがあり、60人程の住民がミラを作って暮らしているのだとか。
欧米からの観光客が多いものの、公園の敷地外か敷地に少し入ったところくらいまでしか足を踏み入れないため、中心部に行くことはほとんどないそうです。

雨季はひどくぬかるみ、四輪駆動車でも思うように進めないほど足場が悪くなるからだそうです。
そんなところでも暮らしている人がいるというのが凄いですね。

ベストシーズンは、雨季を越して水が貯まる5~8月頃でしょう。
6月と7月がハイシーズンと言われています。

しかし、雨季でも降水量が少なく、ほとんど湖が現れない年もあるのだとか。
白い砂丘とエメラルドグリーンの湖のコントラストを楽しみたい!という人は、降雨状況や、湖がどのくらい出現しているかチェックしてから日程を決めるといいかもしれませんね。