食器の片付けができない・・
妻(アルツハイマー型認知症)は、もともと几帳面なタイプで、何事も時間をかけてきちんと整理整頓していた。残念だが過去形である。
食器洗いのあとどの食器をどこに置くかを決めていて、食器の種類ごとに、或いは大きさにより定位置を決めて収納していた。過去形である。
時々僕が食器洗いを手伝って、片付ける時にいい加減に置いて、あとから妻から注意を受けたことも多かった。
今は、僕は何を(どの食器を)どこへ収納すれば良いかを暗記している。きちんと正しい場所へ置いている。
それが、である。
その妻が、収納場所を間違うのだ。間違った場所に片づける、結構な頻度で。僕は黙って正しい場所へ置きなおしている。
最近間違う頻度が増えている。
加えて、置き場所を変えるのだ。
だから、毎日食器の収納場所が変化するのだ、バラバラに。
妻は料理を作ることが困難になった。
洗濯(どれをいつ洗うか)の管理もできない。
そして、食器の収納もできなくなった。
妻の認知症の症状は、
初期から中期(中等症)へ進んだ。
前回の診察で、担当医より「中期は"出来ないこと"が増えるときです。ご理解の上対応してあげてください」と言われた。
その言葉が身に染みる。
ちょっと凹み気味な今日この頃です。
愚痴っぽくなってすみません。