こんにちは。
不登校専門の家庭教師、たかし先生です。
先日、「変える」ではなく「変わる」だということを書きましたが、
それに合わせて、
なぜ変わらなければいけないのか?
ということも書いておきます。
というのも、
この点を勘違いされている方が非常に多いからです。
どう勘違いされているかというと、
「今までの私の関わり方が悪かったから、変わらなければいけないんだ」
とか、
「あの時、私があんなことを言わなければこんなことにはならなかったのに・・・
私が変わらなければ、また同じことが繰り返されてしまう・・・」
とか、
「結局、親が変わらなければ、子どもは変わらない」
というように考えている方がとっても多いのです。
これらはどれも
・自分(親)のせいで子どもが不登校になった
・不登校になった原因は親にある
という考え方です。
このように自分を責める親御さんの気持ちはわかりますが、こうした考え方はやめた方がいいです。
このような考え方はあまり良い結果をもたらしません。
(理由はまた後日)
もちろん親子である以上、少なからず子どもは親の影響を受けます。
因果関係が全くないなんてことはありえません。
ですが、
すべての責任が親にあるわけではありません。
親、
兄弟、
友達、
学校の先生、
クラスメイト、
部活の先輩、
塾の仲間、
ネット上の友達などなど、
いろんな人との関わりの中で今の結果が生まれている。
そう考えた方が自然です。
ですから、考え方としては、
「わが子が不登校になった理由には、いろいろな原因あって、様々な人との関わりによってこうなった。
ただ、今現在は親以外の人との関わりが減ってしまっているので、親の関わり方を変えることが一番効果的だと考えられる。
だから、まずは自分が変わる」
こんな風に捉えてもらいたいのです。
人間は相互関係で成り立っています。
片方が変われば、もう片方は必ず変わります。
親が変われば子どもは変わります。
同じように、
子どもが変われば親も変わります。
どちらが先に変わるかなんてことは大きな問題ではありません。
気が付いた方が先に変わればいいだけなのです。
たかし先生