日本維新の会は、副首都構想や社会保険料の引き下げといった公約の実現を目指し、与党との連立に含みをもたせている。
しかし、私はこの連立には反対である。
その理由は、たとえ日本維新の会が連立に加わり一定の公約を実現したとしても、それが党の勢力拡大に直結するとは限らないと考えるからだ。
さらに、日本維新の会が与党と連立を組むことで、他の野党の意見が通りにくくなる可能性がある。それにより、政治の多様性が損なわれ、有権者からの支持がかえって下がる恐れもある。
こうした点を踏まえると、これまでどおり「是々非々」の立場を貫くことが、日本維新の会にとって最も望ましい対応ではないだろうか。