全切開重瞼術症例の解説【その③】 | 美容外科・アンチエイジング医療専門医たちの日記。

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ドーズ美容外科・男たちの美容外科の
木下です。

前回、『上まぶたのたるみ』に伴う
様々な症状や悩みを紹介しました。

皮膚のたるみによるまぶた周りの
様々な変化やわずらわしさは、
ちゃんとした『ふたえまぶた』
の人に比べ、
もともと『ひとえまぶた』の人のほうが、
少し早い時期から自覚するか
無意識に感じ取ることになります。

今回は、
『ひとえまぶた』と『ふたえまぶた』
の違いに触れながら
解説を続けたいと思いますメモ

平均的な『ふたえまぶた』の人が
目を開いた時、
睫毛【まつげ・しょうもう】
の生え際から
眉毛【まゆげ・びもう】側に向かって
5mm前後の高さまで
上まぶたの薄い皮膚が
まぶた本体を覆った後、
前方(睫毛の方向)に折れ返ります。

ある高さで折れ返り
垂れ下がってきた皮膚が
再度まゆ毛の方向に折り返ることで、
薄い皮膚どうしが重なったヒダ状の
構造となりますサーチ

そのヒダが様々な程度で
まぶた本体を覆うことになり
その人の二重まぶたを特徴づけます。

上記と異なり、『ひとえまぶた』の人は
睫毛の生え際のすぐ手前や、
良くても1mmぐらい上から
睫毛側への皮膚の折れ返りが
生じてしまい、
目を開けると容赦なく
ヒダ状の皮膚がカールした睫毛の上に
乗っかってきます叫び

こんな訳で、
『ふたえまぶた』の人のように、
ヒダの始まりが元々少し上にある
場合に比べ、
たるみ発生時には
すぐに被害をこうむり始めて
しまうことになりますしょぼん


美容外科・アンチエイジング医療専門医たちの日記。

≪上記の症状や悩みは
本物の眼瞼下垂症が原因の場合と

共通する点も多いのですが、
今回のシリーズでは

厳密には眼瞼下垂症と診断されない
状態の人を前提にしております。≫