こんにちは
慣れない3日連続更新を果たし、
早くもリバウンドにおびえている木下です
今回は『ヒアルロン酸による豊胸術』シリーズの最終回です
前回お伝えしたように、ヒアルロン酸豊胸では
バスト全体はもちろん、部分的な増量が可能であり、
それが得意分野ともいえます
しかし、機械的に左右で同じ量を、
患者さんが希望される範囲だけに
注入すればよいかというと、
そう簡単なものでもありません。
選択したインプラントの容量や規格(タテ・ヨコ・高さ)
によって仕上がりがほぼ決定してしまう
『シリコンバッグによる豊胸術』と違い、
『ヒアルロン酸による豊胸術』は、
ドクター側の自由度が高く、造形的な要素
が強くなります。
よって、
本人が気付いてないような形態の左右差、
乳腺の存在範囲や萎縮の程度、
乳房下溝や乳輪乳頭の高さなど、
いろいろなチェック項目を注入前に
把握しておく必要があります
そして、それらチェック項目を念頭に
必ず立った姿勢でマーキングします。
以上の準備を行い、
立った姿勢でのバストの形態をイメージしながら、
マーキングに従って注入(もちろん寝た姿勢で行います)
することで、患者さんに満足していただける結果が出せると
考えています
(さらに、注入の途中で患者さんにも鏡でボリュームの変化を
確認してもらいながら行っています)
また、当院で使用している『マクロレンVRF30』
というヒアルロン酸は、バストへの注入に用いられる
定番の製品です
非吸収性の物質が混じっていない純粋なヒアルロン酸は
体内で完全に吸収されてしまうので、
注入系の治療で最も問題とされる
残留物による将来的なトラブルの心配がありません。
注入量によって多少異なりますが、
約1年でほとんど吸収されてしまいます。
吸収が進んできて外見的にもボリュームが寂しくなったと感じたら、
再度注入してボリュームを常に維持していくことも可能ですし、
毎年春ごろに注入して夏場の露出に備えるのもよいでしょう
バストに関しては
今回紹介した豊胸術以外にも、
陥没乳頭や肥大・変形乳頭
バストのtattooやイボ・ホクロ除去
ケガ、やけど、手術後の傷あと修正
乳房・乳輪・乳頭再建
などの治療を行っております。
他人に相談しにくい・・、
他院では対応してもらえなかった・・
などの理由であきらめていた方も一度ご来院ください
一緒に解決策を探していきましょう (^O^)/