【回想録 由美子のいなくなった夏 亡き最愛の妻への想い 第29回】 | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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🔷「新婚時代」の中の「新婚旅行 旅行記『オーストラリア東海岸への旅Ⅰ』から」の「六日目(五月七日 火曜日) シドニー」の後半を掲載します。🔷

 

『由美子のいなくなった夏 亡き最愛の妻への想い』

(ハードカバー 四六版 モノクロ264ページ)

2016年1月25日 発行  

著者   藤巻 隆  

発行所  ブイツーソリューション

 

✍『由美子のいなくなった夏 亡き最愛の妻への想い』(第29回)✍

 

「新婚時代」の中の「新婚旅行 旅行記『オーストラリア東海岸への旅Ⅰ』から」の「六日目(五月七日 火曜日) シドニー」の後半を掲載します。

 

新婚時代(7)

 

 オーストラリア東海岸への旅Ⅰ

 

 六日目(五月七日 火曜日) シドニー 後半

 リッツ・カールトン・シドニーは、王立植物園とサーキュラーキーの目と鼻の先にあり、シドニーの中心街やオペラハウスへ出かけるのに絶好の場所に位置し、場所柄からか、都会的な雰囲気を持ったホテルですが、部屋の内部はあまりに機能的過ぎて、寛ぐのに時間がかかりました。

 

 リッツ・カールトン・シドニーと、シェラトン・ミラージュ・ポートダグラス、同系列のゴールドコーストとの大きな違いは、後者二つのホテルはリゾートホテルであるため、従業員も寛いだ制服を着用していましたが、前者の場合には、男性はネクタイ、女性はスーツを着用し、格式張っているように感じられたことです。

 

バスルームには、大理石が敷き詰められ、ひときわ豪華さを演出していましたが、なにか落ち着かなく、シェラトン・ミラージュ・ポートダグラスの、のんびりした雰囲気が一番、性に合っていました。

 

この市内観光の際には、私たちI’LLの六人だけでなく、ほかの団体とも合流しました。その中に、大阪から参加された五十代と思われるご夫婦がいて、お話をお聞きしたところ、ご主人はよく海外へ出かけられるそうです。しかし、ハワイでも、ここオーストラリアでも若い日本の新婚さんばかりに出くわすとのことでした。そのため、自分たちだけが年配なので恥ずかしいと仰っていました。私たちはむしろ羨ましいと思いました。こうして、シドニーの第一夜は更けてゆきました。

(PP.75-77)

 

 

➳ 編集後記

 

第29回は「新婚時代」の中の「新婚旅行 旅行記『オーストラリア東海岸への旅Ⅰ』から」の「六日目(五月七日 火曜日) シドニー」の後半を書きました。

 

リゾートホテルとシティホテル。それぞれの特徴がよく出た3つのホテルを利用できたことは良い経験をしたと思いました。もう二度とできないと思うと、胸がつまります。

オーストラリア旅行中に撮ったたくさんの写真(本の中)を見返すと、訪問した場所で妻といろいろなことを話したことが思い出されます。

 

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