🔷 「由美子のプロフィール」の続きを掲載します。 🔷
タイトルは『由美子のいなくなった夏 亡き最愛の妻への想い』
(ハードカバー 四六版 モノクロ264ページ)です。
2016年1月25日 発行
著者 藤巻 隆
発行所 ブイツーソリューション
✍『由美子のいなくなった夏 亡き最愛の妻への想い』(第3回)✍
「由美子のプロフィール」の13ページ目から14ページまで掲載します。
退屈でしたらそれ以上読み続けるのは、やめてください。時間の無駄です。
由美子のプロフィール(2)
自調自考自動
「自調自考自動」とは、自分で調べ、自分で考え、自ら行動することです。私の造語です。正確に言いますと、「自調自考」は、中高一貫校で進学校の渋谷教育学園の教育方針です。私はこの言葉に、「自動」を加えました。学生のうちは「自調自考」でかまいません。しかし、社会人になったら「自調自考」ではすみません。自分で調べ、自分で考えたことを、自ら実践し、成果を挙げなくてはならないからです。
私がグールー(思想的指導者)と仰ぐ、大前研一さんは次のようなことを、度々自著の中で書いています。
「前もって答えが用意されているわけではない。しかも、答えは一つとは限らない。複数あるかもしれない」
学校では正解は一つです。前もって答えが用意されています。一方、社会は違いますね。前もって答えは用意されていません。複数の選択肢があり、その中からその状況で最も相応しい答えを選択しなければなりません。由美子は、そうした意味で、「自調自考自動」の人です。
元キャンディーズの「ランちゃん」似?
由美子は、高校時代、クラスメートから「すずこ」と呼ばれていました。現在でも、クラスメートから「すずこ」と呼ばれ、親しまれていました(詳細は「出逢うまで」をご参照ください)。
さらに、由美子は元キャンディーズ(伊藤蘭=ランちゃん、田中好子=スーちゃん、藤村美樹=ミキちゃんの三人)の中で、最も人気のあった「ランちゃん」に似ていたそうです。本人も、「ランちゃんに似ている」と言われることに悪い気がしなかったらしく、かなり意識していたフシがあります。「ランちゃんに似ている」という話は、由美子から直接聞いたことがあります。
キャンディーズは「ふつうの女の子に戻りたい」、という言葉を残して解散し、三人はそれぞれ別の道を歩き始めました。その後、ランちゃんは女優に転身しました。現在は、俳優の水谷豊さんの奥さんです。
ちなみに、ランちゃんは私と同い年(一九五五年生まれで、二〇一五年現在六十歳)です。ただし、ランちゃんは由美子と同じく一月生まれなので、私より一学年上です。
残念ながら、「由美子の大切なコレクション」(後述)の中には、キャンディーズのCDは見当たりませんでした。
スタイル
結婚前からスリムな体型で、結婚してからもずっとスリムな体型を維持し続けていました。可奈を出産後も、出産前の体型にすぐに戻しました。努力の賜物です。健康にも人一倍気を使っていました。室内で運動器具を使い、足腰を鍛えることに毎日精を出していましたし、コラーゲンやビタミン類も欠かさず摂っていました。私同様、喫煙も飲酒もしていませんでした。
それだけに、ビタミンCを大量摂取(具体的には一日三〇〇〇ミリグラム以上=三グラム以上)していたら、もしかしたらこのような事態に陥らなかったかもしれない、と考えますと悔やまれます。
私は、ビタミンCのサプリメントを一日三回(朝、昼、晩)、一グラムずつ毎日摂っています。つまり、ビタミンCを一日あたり三グラムずつ飲んでいます。もっと多く摂取しても副作用はなく、余った分は体外に排泄されるため、問題ないようです。簡単にお話しますと、「ビタミンCの大量摂取によって、カゼを防ぐことができ、がんに効果がある」、ということです。この点について、ビタミンCに関する専門書に基づいて、後述します。
(PP.13-14)
➳ 編集後記
第3回は「自調自考自動」他について書きました。
現在では<自動>ではなく<自働>に変更しています。
自「動」を自「働」としたわけは、次の通りです。 自動ドアとか自動運転のように自「動」には、機械的あるいは人間の意思を介在させていないように感じました。そのため、自「動」に人偏をつけることで人間の意思を介在させていると明確に示すことができると考えたからです。