『ビジネス・ウエポン』(初版 2002年12月20日 小学館)は、
大前研一さんがマッキンゼーに在籍した時に自ら開発した、
スキルなどの多くを披露している本です。
サラリーマンの武器(ウエポン)は論理力と創造力である、
という言葉はとても説得力を持っています。
今日の名言 1 〈151〉ITは教養でも遊びでもない。
仕事のやり方そのものだ。
世界のトップ企業で、パソコンを使えない
管理職が生き残っているところは皆無である。
今日の名言 2 〈152〉実は、ITと雑誌は互いにとても相性がいい。
一般の人が入手できる情報としては
電子情報のほうが圧倒的に豊富だが、
それを引き出すのは雑誌などからのほうが
やりやすいからである。
今日の名言 3 〈153〉まさに「ユビキタス(いつでも、どこでも、
誰とでも=IDD)」に出没しなくてはいけない。
ユビキタスについて、私の考え方を書いてみます。
「いつでも、どこでも、誰とでも」コミュニケートできる社会
になる(する)ことが大切ですが、必ず情報の弱者(情弱)を
生み出してしまいます。
情報の偏在と言い換えても良いのですが、情報機器の有無、
情報機器を使いこなせるかどうか、によって、情報の強者
(情強)と情弱に分けるのです。
情弱になってしまうと、あらゆることで不利をこうむります。
知らなかったために、多額の損失を出したり、命の危険に
さらされる事にもなります。
そうならないためにはどうしたらよいでしょうか?
疑問に思ったことはすぐに調べることです。
勝間和代さんは、インターネット検索がひとりひとりの頭の
使い方を変えたと言っています。
(『高学歴でも失敗する人、学歴なしでも成功する人』少しでも疑問に思ったことを
すぐに調べる癖があるかどうかで、
数年間、数十年間を比べると、
それぞれの人にできる蓄積が
まったく変わってしまうことになります。
勝間和代 小学館101新書 P.28)
何度か書いたことがありますが、「自調自考自動
(自分で調べ、自分の頭で考え、自ら行動する)」
が大切です。
これは、私自身への問いかけでもあります。
今日、私は「自調自考自動」ができたか、振り返って
います。
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