『起業家』(藤田晋 幻冬舎)を読み終わりました。  | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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起業家 藤田 晋 幻冬舎 を読み終わりました。 2013.08.08

  

ご存知の通り、藤田晋さんはアメブロをはじめとするメディア事業、

広告代理事業、ソーシャルゲーム事業等を運営するサイバーエージェント

の代表取締役社長です。


当時、史上最年少(24歳)で東証マザーズに上場した経営者です。


この本を読む前に、ジャパニーズ・ドリーム―26歳上場企業社長のe革名宣言! や

渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫)

あるいは藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー

さらに、憂鬱でなければ、仕事じゃない を読みました。


起業家 藤田 晋 幻冬舎 は経営者としての苦悩の日々を送りながら、

持ち前の不屈の精神と不退転の決意で事業を成長軌道に乗せ、

社長としても人間としても成長し続ける姿を描いています。


私事ですが、数年前、わずか10カ月間ですが、小さな会社の社長に

就いていたことがあります。


社員数は数人の会社でしたが、事業を存続させることがいかに

大変なことか痛感しました。他の人に相談しても、最終的には

社長が決断し、全責任を負わなくてはならないのです。


藤田さんはグループ企業を含め、2300人を超える社員を

抱える社長です。その苦悩と孤独感は私の想像を絶するもの

でした。


私は「自分ブランド力」の強化に取り組んでいます。

名前と顔を覚えてもらうことが第一ですが、どんなに小さなことでも

実績を残さなければ、「自分ブランド力」を高めることはできません。


そのための一環としてブログに取り組んでいます。


話は戻りますが、起業家 藤田 晋 幻冬舎 の中に、

次のようなことが書かれていました。

個人ではなく、企業についての事柄ですが、

個人にとっても参考になるはずです。


代表的なブランドを持っていないということは、一つ一つの小さな

メディアが頑張ってもその足し算にしかなりません。ブランド力で

シナジー効果を生み出し掛け算で会社を成長させるために、我々には

代表的なブランドのメディアが必要でした。(P.27)




このブランドは、もうお分かりの通り、アメーバ事業だったのです。

アメーバ事業に藤田社長自らが旗振り役になり、経営資源を集中

していったのです。特に、技術力の強化のため技術系社員を大幅

増員しました。こうした取り組みが功を奏し、現在があるのです。


サイバーエージェントのビジョンは「21世紀を代表する会社を

創ること」ですが、私は藤田社長に「21世紀を代表する経営者に

なっていただきたい」と願っています。


起業家 藤田 晋 幻冬舎 は、

これから起業しようとする、あるいは自分の生き方に悩む

20~30代の若い人はもとより、中堅社員や経営者として

活躍されている40~60代の方々にもぜひ一読していただきたい

本です。


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