今日は大晦日。どうしても今年を振り返ることになりますね。
トピックスはなんと言っても飛行機に関する特許査定を得たこと、特許事務所に相談してちょうど一年でした。
「飛行機はなぜ飛べるのか」、翼に揚力を得る従来説とは違う新しい「私見」から導いたモノが特許を得たということは、技術屋、実験屋として、実に、実に嬉しいです。天にも昇る心地!
もちろん特許庁が「私の揚力発生説」全体を認めたわけではありませんが、そこから導いたモノが特許に値すると認められたことに間違いないのです。大きな励みになります。
今後は「私の揚力発生説」をさらに理解しやすいものに再整理して行こうと思います。
何しろ現在の流体力学、航空工学の先生方の説かれる説とは違うのですから、門外漢の言うことなどそうそう簡単に納得してもらえる訳がありません。重々承知の助です。
私には「実験」という手法しか武器はありません。
今回の特許出願内容は自作の試験装置で得たデータから導いたものです。
幸いこの種の試験装置は自分で作れます。
まだまだやることがあるなぁー、天に昇るのはそれからにしようっと!(笑)
以下、「私の揚力・抗力測定装置」製作の苦労(いや、これも至福の時でした)を紹介します。全ての部品を3回以上造り直しました。
扇風機を送風源にしても、吹き出し口からはほとんど風が出てきませんでした!??(下)。
扇風機の風量で十分と予測していたのに、、、。
この不思議な事象がまた、私見整理にいいヒントになったのでした。
「バケツがなくなった」って騒いでたなぁ!(笑)
揚力だけはなんとか比較試験はできるが、、、。
抗力も測ろうとしたが、揚力が抗力の値に邪魔をすることが判明、そのメカニズム解析がまた面白かった。
完成した試験機と計測モデルの一部。
この一年、私のブログを覗いてくださった皆様、ありがとうございました。
皆様が来年もお幸せであられることをお祈り致します。
来年もよろしくお願い致します。
長谷川 隆