映画「エンディングノート」の上映会&ワークショップに参加してきました。

若い世代が日曜日の午前中から「エンディング」をテーマの会に集まっている。

その事実がすごい!と思ってしまいました。

時代はどんどん変わってきています。

そして、沢山の方を集客して、さらには映画を題材にワークショップをしている主催者の後藤光さんも素敵です。

人生の終わり方(ある1人の男性の終わり方)を映画という形で学ばせてもらっている。

これもデス・エデュケーションですね。



そして、映画の後は、自分の葬式や感謝している人について考えるワークをしてシェアしました。


映画をまだ見ていない方。

おススメです。

ちなみに、光さんは今後も開催されていくようなので要チェックですね。
先週の土曜日、相模原市の城山公民館で「自分らしいいのちを考える」という講座を担当させていただきました。


2008年に、てんつくマンの1泊2日のワークショップに参加するために降り立った橋本駅に4年ぶりに降りました。


こんな、実績もない私になぜ講師の依頼をいただけたのか、担当の方にお聞きすると

1年間通して学ぶ成人学級の参加者から、今年は「いのち」について学びたいという希望が出たそうです。

いろいろ講師を探しても、保険会社や葬儀会社さんなど特定の会社に属していらっしゃる方が多く、公民館としてはどこにも属してなく、全体的な話が出来てさらにワークショップなども出来る人を探していたとのこと。

おそらく、相当ネットで探されたんでしょうね。

そこで、昨年夏に私がNPOくれぱすさん主催で講師をさせてもらった「デス・エデュケーションワークショップ」にたどり着き、この人だ!とすぐにくれぱすさんに電話をして、くれぱすさんが私につなげてくれました。


今回は60代、70代の方々に対して、「死を意識することの大切さ」「終活の提案」を中心に講義を行い、実際にエンディングノートを書いてみるワークを行いました。


「こんなこと考えたことなかったから、メッセージなんて書けないよ。」なんて言いながら、男性陣のほとんどが奥様への感謝が書かれていました。

「まだまだ、仕事をして、英語の勉強をして、海外旅行を楽しみたい」という65歳の方もいらっしゃいました。


みなさん、さすがに成人学級に参加するような向上心のある方々。とても一生懸命聞いてくださいました。


臓器提供のことなども「この歳になって役立つ部分があるのか?もしあるなら使って欲しいけど」という意見も出て、私もこれからもっと勉強してかなくてはならないなと思いました。


最後に、たった1人30代のママが参加されていて、子供たちに死のことをどうつたえたらいいでしょう?と質問をいただきました。

私からは、「そのままを受け止めて、どんなことが不安なのか聞いてあげてください。」とお伝えしました。ちょうど、公民館に寄贈しようとおもっていた


絵本「いのちのまつり」をお渡しすることが出来ました。


最後にその女性が担当者の方に行ってくださったんです。「○○さん、小松さんを見つけてくれてありがとう!」って、

私からもお礼を言いました。
「見つけてくださって、ありがとうございます。」


とっても素敵な時間を過ごせました。こういう場が増えていくといいな。