前回の続きであります。
今回は、母方の祖父(オレのじっさま)の実家を訪ねてみた。
それがまあ、とんでもない秘境の雰囲気に満ち溢れているのだよ。
狭い山道(車のすれ違いも所々でしかできないほど)を慎重に運転しながら行くと、早速秘境に来たことを思い知らされるものが待っていた。
↓これは何かというと…
住んでいる各世帯の私書箱というか郵便受け。
プライバシー保護のため、オレの方で名前は消してあるが、一つ一つの区画に番地と世帯主の名前が書かれている。ガラスの扉を開けて中身を取り出す仕組み。
この箱は、かなり昔から設置されている。
つまり、郵便局員も各戸配達を拒否するほど、行くのが大変な場所にある家が多いということ。
狭い山道を上り詰めて平らな部分に出た。
そこから、下界を撮影w
↓背後の山。
かつては稼働していたであろう製茶工場、と民家。
下に見える狭い道から、手前の急坂を車で登り、
上にある地区の広場に車を置き、歩いて祖父の実家に向かった。
はっきりしないが、ここから降りていく。
少し降りると、一応道だった頃の名残で、コンクリブロックの階段がある。
これは、かつて祖父の実家含め、近隣の家で共同出る刈っていた山水を引いて溜めておくタンク。
そこからさらに歩を進めていく。
そして、いよいよ目的の家に到着。
はっきり言って、耕作放棄された茶樹が伸び放題で、ここまで来るのに大変だった。
熊はいないだろうけど、サルは途中で車中から見かけたし、マムシや猪もいるかも…
正面から中が見える。
因みに、裏側。
この土地と茶園を昔農家に売ったというが、その人もとうにやめてしまったようだ。
農薬用のタンクの右側に、七輪とヤカンが見えている。
これは、とても懐かしいもの。
というのは、オレが子供の頃はまだ親父が茶を作っていて、ここをの器具置き場や休憩場所として使っていた。
この七輪で薪を炊き、湯を沸かしたり、網で魚を焼いたりして握り飯と一緒に昼食を摂ったり。
オレも、大した戦力にはならなかったが、家族の手伝いをしたもんだ。
また、春休みなどには、母方の祖母と一緒に、家から3キロ以上歩いて山道と旧坂を登って来ることもあった。
はたまた、大昔は、この小屋を建て替える前の小屋でオレの兄貴は泊まり込んで小学校に通ったこともある。
とにかく、とんでもない山奥にオレもよく行っていたもんだ。
これは、近所の家。無人になっている家もあるだろう。
そして、また、この獣道のようなところを登って帰路に就いた。
ここで、そんな様子など撮った動画をアップしておこう。
「とうちゃんてば、やっぱとんでもなく田舎人間だった、というより今もそうずら。よぅ~(笑)」