ゆるゆる見学。

こんばんは。たかさきです真顔 
昨日、芹沢銈介美術館と登呂博物館を観てきました。

芹沢銈介美術館「生誕125年記念展 芹沢銈介ー模様をめぐる88年の旅ー」の感想など。

7月21日から11月23日まで開催中の、今年度2つ目の展示。






スタンプカードを受付で捺していただきつつ、中へ入りました真顔ルンルン

今回は、写真撮影は不可で、撮影可能なときも、1作品だけとか、ネットなどへのアップは駄目だったと思うのですが、他館蔵の作品も多かったからかも。(例えば、わたしが一番可愛いな、と思った「結び紋飾り布」は、日本民藝館蔵だったりとか)
あと、展示後半は、いつもは、芹沢さんの収集品がたくさん紹介されてるところ(毎回すごいパンチ効いてるものが必ずあります)、今回は、最後まで、芹沢さんの作品でしたよ。


それで、先に弁解しておくと、わたしは、好きピンクハートとか、きれいキラキラとかしか、分かりません真顔もやもや 
具体的な技法とかは、見たことないし、やったこともないです。

だけど、なんというか、若い頃、すごく細かいのに、年齢を重ねて、ドーン、バーン、とかになっていかれた印象を受けました(語彙力…)。

それで、わたしが好きなのは、どうも、1940年代くらいまでの作品が多いみたいです。

「ざくろ(1921年。キャンバス)
超絶技巧ですが、これ、たまたま置いてあったざくろではありませんね真顔
とか、いろいろ、心の中でつっこみながら、見てまわりました。

幾何文ハンドバッグ(1935年頃。木綿)
丸紋いろは八曲屏風(1936年。絹(紬))
壺屋のろくろ師(1939年。麻)
結び文飾り布(1948年。絹)
御滝図のれん(1962年。絹(紬))

などなど、好きな作品が見つかりましたよキラキラキラキラ 

それにしても、「ろくろ師」に限らず、職人さん(たぶん)を題材にした作品は、すごくあたたかいですね。

なんていうか、素人は一度描いたら、満足して終わると思うですけど、同じモチーフを、何度も何度も何度も、という芹沢さんグッ真顔
例えば、いろはうたを好きなのは有名と思いますが、柳宗悦師像が何種類もあるのが、いちばんびびりました。
おそらく、他もいろんなパターンで繰り返してる予感。

あと、元の物語を読み直したい「伊曽保物語六曲屏風」(1932年)や、絵本そのものが欲しい「絵本どんきほうて」(1936年)とか。
特に、どんきほうて、なのに、めちゃくちゃ和風なところが真顔ラブラブ 

装丁本の中では、「ファン・ホッホの生涯と精神病」の装丁(1932年)。そのものというよりかも、めちゃ分厚い重厚な本だったので、印象に残っていますし、板絵は、なんだかわたしも板に描いてみたくなりました。

展示キャプションを読みながら思ったですけど、「工藝」の装丁や、赤絵のお皿など、芹沢さんのチャレンジ精神が、なんだか素敵でした。

という、ざっくりとした感想です。


そのあと、登呂博物館も行きました。


だけど、ちょっと、書くの疲れてきたので(パソコンが壊れてるため、スマホの小さい画面からフリック入力してる)、また今度にしますバイバイ真顔 

おしまい。

ちなみに、登呂遺跡のところにありますよ。


この右の方の、木の茂みの中にあります。