本日は、中央競馬・中山馬主会の理事会が帝国ホテルで行われました。この会合に参加された、とても紳士的な役員の方で、本日、トレセンに愛馬を6頭も入れていただいた馬主さんとお話しすることができました。
個人的には、応援して下さるとのことで、いろいろ教えていただきました。
現在、中央競馬は、3日前に美穂に戻ればレースを使えるということで、通常の預託料の7掛けぐらいで、牧場とタイアップしている厩舎も増えてきていると聞きました。その点、境町のトレセンは、設備も良く、調教もできるので、価格的なことを考えると非常に需要は高いであろうとおっしゃっていました。また、「今度の土曜日には、友人の馬主さんと調教師を紹介するから中央競馬に遊びに来なさい。」と誘っていただきました。ぜひ、ご挨拶に伺いたいと考えております。

馬を預ける馬主さんに関して、現在、境町でお預かりしている馬は、育成馬、休養馬は、半分以下で、現役馬については、ここに籍がなくても、他場に籍はあるので、境町で調教を積んで、レースの前に他場に戻ると言う形をとっており、馬主さんにとっては、経済的にはむしろプラスになっているようです。また、育成馬についても、境町トレセンの設備でプロの調教師が調教していながら、牧場並の価格のようです。(牧場でも、もっと高いところもあります。)
なお、新競馬開催では、月2走使えるようにし、その出走手当てで預託料が賄えることを最低の目標としております。(馬が故障・休養していない限りは、馬主さんが必ず黒字になるということです。)

現在の状況下では、ファンの皆様、競馬関係者、馬主さん、競馬主催者側、スポンサー企業(ネーミングライツ等)、以上の5グループの話し合いを個々に積み上げて行き、理想の形にすり合わせた後、合体させたいと考えております。昨日書きました「有識者会議」の意味は、ファンの声をある程度、形としてまとめて下さっていらっしゃる方を対象としておりますが、もちろん個々のファンの方々に集まっていただき、意見を述べていただく場も作らさせていただこうと思います。