タイ在住者がVietjet航空券を予約購入される際には注意が必要です。先月、バンコク-ハノイ往復航空券を直接購入した際にはまったく問題ありませんでした。しかし今回、バンコク-ホーチミン往復航空券をAgoda経由で「Hotel & Air予約」した場合に問題が発生しました。その事例についてご紹介します。

 

 タイ在留者およびタイに滞在中の者が航空券予約のためVietjet Airの公式サイト( https://www.vietjetair.com)にアクセスしようとすると、自動的にローカルサイト( https://th.vietjetair.com )誘導(転送)されます。アクセス者のPC、スマホのインターネットIPアドレスで判別しているものと思われます。タイ(多分ベトナムも?)以外の国からは、普通にアクセスできます。問題なのは、ローカルサイトでは、Agodaが送ってきた6桁の予約番号(Reservation Number)を受け付けない事です。「Sorry, we currently support direct booking only.」と返されそれ以上進めません。VietjetはLCCですから、最安値設定は「機内持込荷物7Kgのみ」です。Agodaは最安値で予約しますので、座席指定とか預入れ荷物がある場合は、別途自分でVietjetサイトに入り、追加予約して支払いを実行しなければなりません。またこの確認を怠るとVietjetから予約確認書(Travel Itinerary)が発行されません。サイトに入れなければ何も出来ず、時間のみが迫ってきます。コールセンターに電話をかけるも一向に繋がらず(常時お話し中)、メールでの問い合わせにも全く返事がありません。イライラが募りました。

 

 日本からVietjetのサイトにアクセスした時を思い出し、どうもHP画面の雰囲気が違うことに

気付きました。URLを見ると、th.vietjetair.comとなっており、公式HPのURL(www.vietjetair.com)と異なります。公式サイトは、日本語、英語、ベトナム語、タイ語、韓国語、中国語の六か国語対応です。一方ローカルサイトは、英語、ベトナム語、タイ後、中国語の四か国のみ対応です。試しにVPN(IPアドレス@日本)をかけたら、普通に(転送されることなく)公式サイトに繋がりました。こちらでは、Agodaから通知の予約番号で普通にサイトに入れ、追加予約と支払いが出来ました。但し、支払いには少々手間取りました。

 

 夫婦二人分の往復座席指定と預入れ荷物20Kgの追加予約をしました。追加支払い(2,820バーツ)は、クレカでの支払い指示となっております。しかし何度トライしてもエラーになります。カードを変えて(JCBx2枚、VISAx1枚)数回トライしてもダメでしたが、カード会社に問い合わせたら、支払いは「承認成立」していました。あわや「5重払い!」ななるかと気が揉めました。因みにVietjetの「よくあるQ&A」に「二重払い時の払い戻し方法」があり、ますます不安が募りました。

 結果として、一日半後に日本語コールセンターに繋がりました。事情を説明すると、別途口頭でクレカ払いし、5回分の支払い待ちはキャンセルして貰いました。その間10分弱。オペレーターの日本語から「日本人ではない?」、「日本語コールセンターと云っても@日本じゃないかも?」と感じました。但し、よくある事例らしく?事務処理はとても手際良かったです。(日本以外の)LCCと付き合うにはやはり時間(余裕)と根気、不屈の精神が必要なようです。色々トラブりましたが、Agodaの抱き合せ購入で(Hotel&Air それぞれ別購入より)2万円近く浮かすことが出来ました。

 

Vietjet Air (タイ)ローカルサイト

 

Vietjet Air 公式サイト