「不満があるならハッキリ言え」はウソ | 知恵と筋肉で生きていく

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世のお父さんは毎日、一生懸命働いています。

それでも家族はいつも不満そう。部下からは悪口ばかり言われている。

なぜそうなるのか男には分かりません。不満があるなら言えば良い、と思ってしまいます。

「察しろとか気づけとか言われても、そんなの無理だから理詰めできっちり話して欲しい、それなら対処できる」と男はよく言います。

それって本当なんでしょうか。

本当に察する能力がないのでしょうか。

ズバリ、うそですね。

気づいているけど対処したくないだけ。もしくはハッキリ言われたら逆に論破してやろうと準備しているのです。

そもそも、察する能力がなかったら仕事なんてロクにできません。

お客さんのニーズを先読みして「おもてなし」の精神で動けるようにならないと、どんな仕事でも使い物になりませんから。

そして上司の機嫌も伺わないといけません。上司の意向を忖度して社内秩序も守らないといけません。



察する能力がなかったら、社内で生き残れません。

部下や家族に対しては、その能力を出し惜しみしているだけなんでしょう。

「なんでこいつらにエネルギーを使わないといけないんだ」と思ってしまっている。

単純にエネルギー不足の問題であり、器の小ささの問題ですね。

仕事でいっぱいいっぱいになってしまう程度の器なら、結婚なんてしなければいい。

部下を思いやれる余裕がないなら出世なんてしなければいい。

どうせ定年になったら、お役御免で誰もが自分から去っていくだけなのですからね。

中途半端はやめて、やるからには全部やる。できないなら最初から諦めてささやかな幸せを求めて生きる。

そういう極論を貫いたほうが良さそうな気がします。

今日の参考資料。


ミステリと言う勿れ (2) (フラワーコミックスアルファ)

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