震災の時から、自分たちにもできることを少しでも行いたいと、
子どもたちとひまわりを育てて種を福島に送る活動を続けてきました。

また、子どもたちの思いを「ひまわり」という歌にして歌う活動も行ってきました。
https://www.youtube.com/watch?v=3Tv89KiuEsE(こちらからお聴きください)

その歌が、今年、
ウクライナの国立チェルノブイリ博物館で流れるかもしれないという話が持ち上がりました。

それは、このような経緯です。

今、ウクライナのチェルノブイリ博物館で「福島展~ふくしまへの祈り~」が開催されています。

その実行委員長さんから、
「今たくさんの福島の写真が集まっているので、それをスライドショーにして流す予定です。つきましては、福井県鯖江市 立待小学校の子どもたちが歌っているひまわりの歌をBGMの候補曲として挙げさせていただいてもいいですか?」という連絡がありました。

子どもたちが種を送っている「福島ひまわり里親プロジェクト」のホームページで聴いてくださったとのことです。

その時から、もしも、子どもたちと一緒に作った歌が
チェルノブイリ国立博物館で流れるのだったら、その場に立ち会いたい!!
と強く思っていました。

8月末に福島展の実行委員長さん(日本人の女性の方です)と連絡が取れて、
「ひまわり」が流れていることがわかりました。

そして、「10月12日に福島展でプレゼンテーションをするので、
参加者を募集します。」との呼びかけに、

「行きます!!!」

と手を挙げました。
今回参加したのは、福島県の二つの町のメッセージを持っていらっしゃった
報道記者の方と、
子どもたちのメッセージと歌をビデオレターにして持っていった私の二人でした。

ありがたいことに、ロシア語に翻訳してくださる方が見つかり、
ビデオを撮影してくださるプロの方が見つかり、
最後には、歌を一生懸命に歌った歌の映像も入れてビデオレターを作りました。

片道16時間、モスクワ経由キエフ行き。
2泊4日という強行軍でしたが、
現地に行ってきて本当によかった。

子どもたちの歌が流れている映像を見て、
涙が溢れました。

また、子どもたちと作っていったビデオレターのプレゼン゛か終わると、
会場のみなさんから大きな拍手が起きました。

胸がジーンとしました。

「自分たちにできることを一つでも行いたい!!」
この思いは、現地の方も子どもたちも一緒でした。

そのことを実感できただけでも
行ってよかった。

さあ、明日からまた授業だーーーっ(*^^*)