ヤフオクで超格安で入手した部屋弾き用のヤマハのギター。
ナットの溝がたいぶ磨耗して弦高が下がり1~5フレットのビビリが気になっていたので
簡易的な調整作業です。
本当は新しくナットに交換するのが良いんですが、今回は面倒だったのでどうしようか
色々考えた結果、簡易的に安価でできる方法を思いついたので試してみました。
まずはナットをギターから取り外します。
このときヘッドの「つき板」をベリッ!とめくってしまわないよう注意しましょう。
特に新しいギターは接着剤が強めに着いていたりするので要注意です。
作業に自信の無い方は絶対に自分では作業しないように!
はずしたナットの接着剤をきれいに取り除いたら400番くらいのサンドペーパーで平らに
なるように少しだけ削ります。
ホームセンターなどで売っている「樹のシート」を使います。
今回はウォールナット材のシートを使用しました。
使用したシートの厚みは0.27mmです。
このシートにナットをあてがっておおよその大きさにカットします。
カットしたシートをナットに貼り付けます。
貼り付けたシートをカッターでナットに沿わせてカットしていきます。
このときナットを削ってしまわないように慎重に作業します。
シートを1枚貼ったらギターに取り付けて高さを確認します。
まだ弦高が低いようならこの作業を何度か繰り返し、2枚重ね、3枚重ねで
シートを貼って高さを出していきます。
今回はシートを3枚重ねでちょうど良い高さが出ました。
自分でナットを作るのはちょっと大変な作業ですし、溝の切ってない
ナットを買ってきても溝を切ったりする作業はちょっと難しいので
こんな簡易的な処置も有効的かと。
もちろんちゃんと弦高をだした新しいナットを作って交換するのが
ベストですが、練習用のギターなどはこの方法でメンテしてあげる
のも安価で済むので良いのではないでしょうか?
で、肝心の音の変化ですが、元の音より歯切れがよくなりました。
弦高が上がったのでサスティーンも良くなりました。
「樹のシート」は色々な材のものがあるので、音の面から言うと硬めの
材のシートが良いですね。
あくまでも簡易的な処置ですが。