私の初の小説「拝金」がついにアマゾンで発売開始だ。

拝金
拝金
posted with amazlet at 10.06.18
堀江 貴文
徳間書店
売り上げランキング: 37


初の小説ということで、これまで小説を書く時には必ず実現したいところを満載した。例えば表紙と版形だ。表紙はぜひ漫画家に書いてもらいたかった。私も大好きな「ブラックジャックによろしく!」の作者である佐藤秀峰氏に駄目もとでお願いしたら快諾してくれた。ちょうどかれは連載中の自分のコミックの表紙の件で揉めていたところで、ちょっとした話題になった。

版形も読みやすいコミックの版形にしたかったのだが、それも実現した。なによりも2000年代のITベンチャー企業について実態を生々しく描いている小説がないのが気になっていた。おそらく得体の知れない世界だと思われているのか、ステレオタイプな描写では描ききれないのだろう。もっとじっくりと取材をしないと描けないのに、それを描く作家がいなかったのだ。私は実体験者として取材もせずに描くことが可能だ。

もし、これがそれなりの評価を得るようであれば、ぜひ2000年前後の第一次ネットバブル期の物語を書いてみたいと思う。そしてこの「拝金」にも掲載できなかった面白いサイドストーリーのアイディアは沢山ある。そのどれもが非常に興味深いものである。

iPhoneなどでも読める電子版はもう少ししたら発売されると思う。そちらはお待ちください。

んで、本題だが私がアマゾンでの本購入を勧めるのは、アフィリエイト目的ばかりではない。アマゾンの本を送ってくれるパッケージは開封がしやすいのだ。そのポイントは包装というよりは、あけやすい工夫にある。普通の通販ダンボールがガムテープやらでグルグル巻きにしてあったり、はがし難いセロファンのテープが貼ってあったりする。剥がしやすさを想定していないのだ。

その点、アマゾンはテープなしのパッケージでも非常に開けやすい素材をつかっていたりする。この辺の工夫を通販各社がなぜしないか未だに不思議だ。私はライブドアの経営者であった末期にその辺の工夫を指示しているところだった。テナントに開封しやすいダンボールや封筒を購入してもらい(これ自体がサプライビジネスになる)、顧客満足度を上げる計画だった。

通販各社はなぜアマゾンが伸び続けているのか、もっと研究したほうがいいと思うのだ。


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