少し前のことですが、コンサルティングの仕事でベトナムの首都ハノイに行ってきました。
空港の感じは、ロシアとかモンゴルっぽい、やっぱり社会主義の国っぽい。制服もそんな感じだし。高速道路もまだ整備されていない。市街地までの道も暗いところが多い。
でも、市内に着いたらびっくり!バイクの数がハンパない。道路がすべてバイクで埋め尽くされている感じです。しかもホンダのバイクがものすごい比率。だから業績の落ち込みがさほどでもないのね。それも朝から晩まで。

どうやら、ガソリン税が無いのか、ほとんど無いらしく、リッター50円くらいなのかな。スーパーカブなら、リッター50kmとか走るから、100円で100kmですよ。若者達はデートの代わりにニケツしてバイクに乗ってる。3人乗り、4人乗りもフツーに見かける。ただヘルメットはしっかりかぶっている。どうやら数年前に法律が変わって義務付けられたらしい。その辺は社会主義国家。ちゃんとルールをきちっと守っている感じ。でも、排気ガスはすごいし(みんなマスクをつけて走っている)、電線なんかはむき出しの数十本がそのまま木に寄りかかり、感電しないのか?と心配してみたり。

六本木で働いていた元社長のアメブロ

初日に食べたのはこの料理。ソイと呼ばれる、ベトナム風おこわ。鶏肉とにんにくでスパイシーな味付け。こーいうの好きだなあー。

六本木で働いていた元社長のアメブロ

二日目に食べたのは、このフランスパンにドネルケバブの肉を挟んだサンドウィッチ。フランスパンは、植民地時代に広まり、結構おいしいところが多いらしい。道端にも大量に詰まれていたりする。

3泊4日の強行日程だったため、ほとんど仕事の時間で半日だけゴルフしにいったんだけど、観光はほとんどせず。中心街にあるホーチミンのお墓(ホーチミン廟)を見に行ったくらい。

六本木で働いていた元社長のアメブロ

同じく中心部にあるオペラハウス。日本人のコンサートもやるみたい。

六本木で働いていた元社長のアメブロ

ベトナム・ハノイにも証券取引所がある。ホーチミンが東証なら、ハノイはJASDAQ・大証といった感じだろうか。ホーチミンが商業の中心地でハノイは政治の中心地(首都)だ。ハノイ証券取引所にはベンチャー企業が中心に上場している。

ホテルには当然のようにカジノが併設されていたのだが、ブラックジャックの台は一台しかない。しかもディーラーがいるのではなく、全部コンピュータ制御のタッチパネル式だった。うーん、興ざめかなー。しかし、合法的なカジノがない国は日本くらいだね。あのシンガポールにすら、もうすぐ出来るんだから。本当なんというか遅れているというか・・・。ま、パチンコが普及しているからなんだろうが。

人種的には南方系と中国系のハーフが多いので、日本人と顔立ちは良く似ている。時々驚くほどカワイイ女の子を見かける。アオザイなんかを着ていたら大変魅力的である。現地で働いている日本人も、この国は将来性があると思うらしくみんな生き生きしている。日本とはまるで違うな。

なんといっても平均年齢が20代後半らしいのだ。おそらくベトナム戦争後のベビーブームのせいなのだろう。平和になると子作りに励むのは万国共通である。もともとベトナムは東南アジア地域では建国の歴史も古く、教育にかける情熱も大きい。ただ、ベトナム戦争とその後の社会主義のせいで経済発展が遅れてしまい、東南アジアの盟主の座をシンガポールやタイに奪われてしまったのだ。

そういう意味でも伸びしろが大きい国といえるのかもしれない。世界的な経済危機の影響とベトナムも無縁ではなく、株価も暴落している。もしかしたら、チャンスなのかもしれない。

夕方の帰宅時間帯、ハノイ中心部のバイクに跨る無数の若者達の笑顔を見ていて、彼らのこれからの明るい未来を想像してしまった。

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