○とある機械を貰ったのだが・・・
しばらく前にとある機械を同業から貰った。中古でもあまり出物がない機械であり、まさに渡りに船であった。しかも、かなり新しい。あちこち内部を清掃すると、殆ど新品のような感じで、動作も問題ない・・・・と思ったのだが、やはり問題があった。
短期間に直流モーターのオン・オフを繰り返すと、モーターが始動しない。モーターの最初のひと回しをするために、ベルトを引っ張らないと行けない。
最初はモーターに直結のベルトを回していたが、極めて危険であるので、送り用のベルトを引っ張って始動していた。
どうやら、始動させるコンデンサーに問題があるようであると、見立てた。
○コンデンサーを交換したが・・・
コンデンサーの容量抜けか?と考えて、35V耐圧4700μFから35V耐圧6500μFに変更した。以前よりは始動しなくなるまでのオン・オフ回数が減ったように感じられたが、根治していない。
最終的にどんどんコンデンサーを足して4つにした。
意味もなくオーディオ用の高めのコンデンサーも使ってみたw
これで、一般的な使用方法ではモーターが始動しなくなることはなくなった。
おそらく、コンデンサーに給電する回路が何か問題を抱えているのだと思う。
根治していないが、とりあえず問題なく使えているということだと思う。
それでも、無料で貰った機械をちょちょっと治して、ガンガン動かして仕事に使えている。
これも、スピーカーのパッシブネットワークで学んだ技術?が役に立ったのである。
芸は身を助けるのである。